ブラタモリ 能登半島

ブラタモリ 能登半島 テレビ

2022年7月16日(土)の「ブラタモリ」は「能登半島」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

今回は石川県の能登半島の輪島市でした。
冒頭からあいにくの雨模様です⛆
強風注意報が出ているそうです。

今回のタモテバコ:なぜ能登の風景は人の心を打つのか?

今回の案内人
①能登町役場職員(文化財担当)高田秀樹さん
➁輪島市観光課 上濱真紀子さん
(農家 小本隆信さん)
➂塩の資料館 館長 神谷健司さん
(製塩業 角花洋さん)
④富山大学名誉教授(地質学) 竹内章さん(2017年黒部、2020年白川郷に続き3回目)

今回のブラタモリのルート
白米千枚田しろよねせんまいだ(輪島市)
➁塩の資料館(珠洲すず市)
➂能登の親不知おやしらず珠洲すず市)
④波並大敷網組合倉庫(能登町)
⑤真脇遺跡

人の心を打つ能登の風景①白米千枚田

今でも続いている地滑り
地下水が豊富なため集水井という井戸を作って、井戸に水を溜めて海に流した。
これにより毎年3センチの地滑りが1センチに減ったと言われる。
たくさんの小さなあぜ
大きい田を作るより小さな畔を土留どどめとして強度を保つ。
奥能登は8割が山で平地が少ない
一粒でも多くの米を作りたいという先人たちの切実な思い。
→幾何学模様のように並んだ不揃いな田の形が美しい

人の心を打つ能登の風景➁揚浜式の塩作り(日本で唯一残っている)

・海水を汲んで塩を作る日本古来の手法
・潮汲み→潮撒き→天日で乾かす→砂を集める→再び海水をかけてろ過→釜炊き
一度の釜炊きに4トンの薪が必要で、塩作りは薪が重要。
戦後技術の進歩で塩の大量生産が可能となり衰退するも、兵隊に出るも塩を作って軍隊に送るよう地元に戻された先々代が、塩を作っていたから活かされたという思いで続け、この地でたった一軒だけ残りました。
海と山の近さが生んだ揚浜式の塩作り(文化財)

揚浜式の塩作りの潮汲みを見に海岸沿いに出ると、ものすごい強風でタモリさんが進めなくなりこの部分の撮影は中止となりました。

人の心を打つ能登の風景➂断崖絶壁の能登の親不知

ユーラシア大陸から日本列島が離れる

大陸から引き離され薄くなったところにヒビが入る

海岸線を平行に走る断層で海にも陸にも断層がいくつもある

1000万年前フィリピン海プレートが北へ移動する

断層に沿って奥能登が盛り上がる(隆起する)
断崖絶壁ですぐ海が迫る迫力ある風景

人の心を打つ能登の風景④大敷網漁

大敷網漁とは定置網漁の一種
回遊する魚の通り道に巨大な網を張り魚を取る漁法

大敷網漁では幅450mの巨大な定置網を使う
定置網は7割の魚は網の外で出ていく

生態系を壊さない持続可能な漁

世界79か国以上の人が視察に来た手法
取りつくさない漁

人の心を打つ能登の風景⑤真脇遺跡

能登の地では様々な魚を取り、イルカは貴重な海の恵みだった。
真脇で生きた縄文人はアイヌの人々のようにイルカを祀る儀式をしたと考えられている。
歴史のある須須すず神社では神様がイルカに乗って天に昇ったという言い伝えがある。
自然に感謝する風土が今に息づいている

(まとめ)
今回は天候が目まぐるしく変わってタモリさんたち大変だっただろうなと思いました。。。
そして移動距離も地図で見る以上に合ったのではないかと思います。
タモリさん、野口さん、そして案内人の高田さん、お疲れ様でした。

タモリさんの衣装
・グレーの薄手のコート(フードつき)
・グレーのカーディガン
・薄いオレンジ色のシャツ
・黒のストレッチパンツ
・濃紺のスニーカー

タモリさんのランチ
残念ながらランチの写真はありませんでした。

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