2022年6月29日(水)の「名探偵ポワロ」は「24羽の黒つぐみ」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回はいつもと違い依頼人がやってきた訳ではありません。
かかりつけの歯医者の食事をしたときに見かけた老画家ヘンリー・ガスコーニの姿とウエイトレスから聞いた、いつもと違う日に違う食事をするという話に興味を持ちます。
事件の概要
・有名な老画家が自宅の階段から落ちて事故死した。
・前日レストランで老画家を見かけたポワロは独自に捜査をする。
・老画家の双子の兄も前の週に亡くなっていて、財産を引き継ぐのは劇場の支配人をしている甥一人であった。
ポワロの疑問点
・レストランで見かけた老画家の様子や食事内容
・老画家のポケットに入っていた手紙の日付
・遺体にあった老画家の胃の中身と歯
ポワロはレストランで見かけた老画家の姿に最初から違和感を感じていました。
老画家のモデルに言ったセリフです。
「年齢というものは仕立てのいい洋服のようにぴったりその人の身についています。
でもレストランで見た老人は不自然でした。」
今回の犯人は甥でしたが、レストランでポワロに姿を見られていたことがすでに運の尽きだったという感じですね。
ポワロは死亡時刻の予測をするアイテムになった手紙についてもすぐ疑問が沸いたからこそ、検視官から証拠の手紙を拝借したんでしょうね。
事件解決のポイント
・手紙の日付の偽造と甥のタイプライター
・変装に使った洋服から発見された2種類の毛髪
・レストランで食べた食事内容
一番まずかったのは食事だったと思います。
ウエイトレスは毎週水曜と土曜に来ていたのに、先週は月曜に来た上に普段は食べないものを食べたと教えていました。
ポワロが見かけた日の老画家のディナーは
スープ、ステーキ、キドニーパイ、黒いちごのケーキ
でした。
これはガッツリ過ぎましたね💦
今回のほっこりシーン
事件解決後、ポワロ、ヘイスティングス、ジャップ警部、ポワロかかりつけの歯医者の4人で食事する風景です。
みんなリラックスして食事をしているし、ヘイスティングスが大好きなクリケットについてポワロもいつの間にか超詳しくなってペラペラ解説しているのも面白かったです。
ポワロで時々登場するポワロが料理を振る舞うシーン、今回登場しました。
母直伝のウサギの煮込みだそうですが、ヘイスティングスはいまいちな様子でした。
でもラストの食事シーンはみなさん満足そうに食事をしていたのでよかったです。
やっぱり食事はこうやって食べないとね。
しかしテーブルが狭くないですか?
名探偵ポアロ 毎週水曜夜9時~ BSプレミアム
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