名探偵コナン純黒の悪夢（ナイトメア）

「劇場版名探偵コナン純黒の悪夢（ナイトメア）」をＡｍａｚｏｎプライム・ビデオで見ました。
現在公開中の映画「劇場版名探偵コナンハロウィンの花嫁」が気になっていたところ、安室透が出演している映画だと言うことを知ったので見てみました。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

純黒の悪夢（ナイトメア）の情報
公開：２０１６年
ゲスト声優：天海祐希（キュラソー役）
主題歌：Ｂ’ｚ
興行成績：６３．３億（シリーズ中５位）

あらすじとネタバレ
警察庁に侵入した女はノックリスト（スパイリスト）の情報を盗む。
風見や安室透の攻撃をかわし、盗難した車で逃げるも安室と赤井の車が追いかける。
カーチェイスの末、女は高速道路から車ごと落下したものの逃げ延びるが、東都水族館の５色のライトを見て激しい頭痛に襲われる。
コナンは阿笠博士、灰原哀、歩美、元太、光彦と東都水族館を訪れると、呆然と椅子に座りこむオッドアイの女性に声をかけると記憶喪失になっていることに気づく。
一緒に行動を共にしていると、女性の非凡な運動神経から灰原は組織の人間だと確信するが、歩美らと観覧車に乗ると頭を抱えて苦しみだした。
その時のうわごとを光彦がメモしていた。
女性は警察病院に入院することになるが、彼女を見た医者が彼女の脳が特殊であること、瞳はオッドアイというよりは片目は色がないような特殊な瞳の持ち主であることをコナンに告げた。
彼女のうわごとの一部が
「スタウト、アクアビット、リースリング」
と言うことを知ると、コナンは彼女が組織の人間であり、安室の身に危険が迫っていることを知った。
ＦＢＩから彼女が「キュラソー」で組織のNO２ラムの右腕であることをコナンは知った。
バーボン（安室）とキール（水無玲奈）は捉えられ殺害されそうになるものの何者かが邪魔をして、また阿笠博士がキュラソーのふりをして組織に送ったメールもあり、バーボンは脱出に成功した。
安室はキュラソーをもう一度東部水族館の観覧車に乗せるように風見に指示を出した。
記憶を呼び戻すきっかけは観覧車にあると睨んだからだった。
一方で組織はキュラソーを警察庁から取り戻すため東都水族館の観覧車や施設に爆弾などを仕掛けていた。
２つあるうちの１つの観覧車を貸切にしてキュラソーと風見が乗り込むが、園子のコネで観覧車に乗った歩美達まで手違いで貸切の観覧車に乗ってしまう。
コナンが現場に駆け付けると、すでに安室と赤井が激闘を繰り広げていた。
しかしコナンが爆薬が仕掛けられていることを伝え、二人は一旦休戦した。
安室が起爆装置の解体に着手した。
キュラソーは観覧車の５色のライトを見て記憶がよみがえり風見を倒した後、もうすぐ組織の迎えが来ることを知った。
灰原は子供たちが観覧車に乗っていることに気づき懸命に走っているとキュラソーと遭遇してしまう。
言動からシェリーだと気づかれるが、キュラソーは今のほうが気分がいいから組織を裏切ると言った。
子ども達が観覧車に乗っていることを知ったキュラソーは自らがおとりになることで子ども達を助けようと走り出だすと銃撃を一心に浴び、とうとう銃弾に倒れ海に落ちていった。
銃撃が一方に向けられているスキにコナンは赤井や安室と話し、オスプレイに乗った組織をどうやって落とすかを話す。
赤井は観覧車以外が停電していて暗いので、明るくなればオスプレイの接合部分に銃を撃つことができると話した。
安室が残った爆弾を投げオスプレイの場所を照らしコナンが花火ボールで接合部分を浮かび上がらせると赤井が見事に銃を撃ち込んだ。
しかし墜落しながらも観覧車の車軸に銃を浴びせて外されたことでコナンたちや観覧車に乗っている人や車軸が転がることで周りに甚大な被害が出ようとしていた。
コナンは赤井や安室の協力を得て伸縮サスペンダーや射出ベルトのボールを膨らませるもまだ動きは止まり切らなかった。
そこに重症を負いながらも重機を操縦したキュラソーが現れ、最後の力を振り絞って重機をぶつけることで観覧車の動きを止め歩美達を助けたのだった。
赤井や安室はコナンを褒めたが、コナンは重機を見つめて上の空だった。
キュラソーは観覧車に押しつぶされ炎上し、遺体はひどい状態であった。
遺体が運ばれるとき、地面に燃え尽きた何かが落ちた。
それはキュラソーが元太たちと射的ゲームをした景品でもらった白いイルカのストラップだとコナンと灰原は気がついた。

今回の迫力シーン　その１
観覧車の上で繰り広げられる赤井と安室の格闘シーン。
なんと観覧車の上で殴り合いをして、観覧車から骨組みの方に落ちてもまだ戦っていました。
といっても安室が好戦的で赤井はそれどころじゃないと言っていましたが。
確かに今じゃないとは思いました。

今回の迫力シーン　その２
コナンと赤井と安室が協力してオスプレイを撃墜するシーンと、観覧車を止めるシーン。
特に観覧車を止めるシーンは観覧車の枠を全力で走るコナン、すごすぎですね。
最後キュラソーが身を呈して止めたシーンはとても悲しかったです。
傷が深くてもう助からないのに、自分がどうなってもいいから歩美たちを助けたいと願ったんですね。

今回の映画はミステリーというよりも組織とノックリストをめぐる戦いという感じでした。
いつもは冷静な安室透が赤井には敵意むき出しで、この二人でコンビは絶対組めなさそうですね。
本当は二人で協力して組織を倒してほしいものですが。
コナンは原作をあまり知らなくても劇場版だけ見ても十分楽しめる映画だと思うので、気負わずに見る事ができると思います。
新作が気になるところですね。

Ｕ－ＮＥＸＴでも観られます。

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