インタビュー ここから 稀勢の里 二所ノ関親方

インタビュー ここから 稀勢の里 二所ノ関親方 大相撲

2022年8月11日(木)の「インタビュー ここから」は「元横綱稀勢の里 二所ノ関親方」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。」

できたばかりの二所ノ関部屋でほんの引っ越しして数日後のインタビューです。

インタビュアー:三輪洋雄アナウンサー(大相撲中継担当)
場所:二所ノ関部屋

新しい部屋に込めた思い
・色んなスポーツから体の使い方を学んでほしい
・ヒントになったのは鹿島アントラーズ
・部屋がある茨城県南地区は相撲が盛んではないが、少しでもきっかけになるように

鹿島アントラーズはたくさんの練習場を持ち、ジュニアチームからトップチームまである。
ジュニアはトップチームを感じながら練習する環境を相撲でも出来ないかと思い、2面の練習場のアイディアが生まれた。

考える力をつけた力士を育てる
・相撲には「こうすればこうなる」というセオリーがあると思う
・下の階級の力士ほど、順序をわかっていないと感じるので伝えていきたい

上に上がるにつれて勝った負けたではなく出来たか出来なかったかで考えるようになった。
勝った負けたでは反省点が見つからないから次につながらない。

怪我をしない力士を作る
・怪我をしたら元の自分には戻れないから怪我をしない力士を育てたい
・基礎運動が最新の科学だと思う
・伝統的なしこや腰割りなどで力の出し方を学ぶ
・スマホを使ってわかりやすい指導

自分は怪我をした後のアプローチに悔いが残るので、もう一度戻れるのなら怪我をした後の自分に戻りたいと思う。
あのとき出来なかったことをやってみたいと思っている。

二所ノ関親方が現役時代の腰割り(真下に重心を下げる運動)は今のお弟子さんたちとは違ってとても安定していました。
親方がいうように力の出るポイントを鍛えることで重心が低い位置で力を出せるんだなと思いました。

親方はちょっと昔気質のところもありますが、お弟子さんへの接し方は今の親方だなと思います。
女将さんも迎えたことで部屋のサポート力も増すと思いますし、先場所は序の口優勝、また序二段でも惜しくも優勝を逃すなど18人中13人が勝ち越しという好成績でしたので、ぜひ関取が生まれてほしいなと思います。

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