２０２２年８月１４日（日）の「ポツンと一軒家」は和歌山県でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
最初に道を聞いた方が教えてくれたお宅は捜索隊が探しているお宅ではなかったが、そのお宅は空き家であることが判明。
すると捜索隊は道を聞いた人が教えてくれた別のお宅に向かうことにしました。
今回のゲスト：古田敦也さん、長濱ねるさん
古田さんはさすがの賢さで林先生が言いそうなことを先に話していましたね。
長濱さんは免許取り立てだそうですが、ほんわりした方です。
今回聞き込みをしたポツンと一軒家情報
マエダさん
８５、６歳
一人暮らし
教えてもらった道を走り出すとすぐ暗くて細くて鬱蒼とした道になりました。
途中がけ崩れがあった後もありました。
その先に大きく開けた場所にお宅がありました。
今回のポツンと一軒家
マエダさん ８７歳
家の隣の柚子畑は地元の組合に委託していてそこから少し下の作業小屋までモノレールが引いてある
ご主人は次男だったので、自ら自宅を建て棚田で米農家をした
床下が高くしてあり、湿気がこもらないようにしている
水は町営水道を使っているが、自分で谷の水を引いている
畑で野菜を育て、鶏も飼っている
マエダさんの戦争体験
・元は大阪府此花区出身だが、軍事工場があったため強制疎開となり父親の地元に戻る
・強制疎開は貴重品だけ持ち、着の身着のままだった
・学校はやってはいたが、教科書も鉛筆もなかった
・空襲警報がなったらみんな山へ逃げた
・夜は黒いカーテンを引き、ライトにも黒い布をかけて下だけ照らすようにした
マエダさんのすごいところその一：谷の水源を見に急斜面を登る
最初は普通の山道でしたが途中から崖を登りはじめ、その後も道なき道を進み、濾過装置を掃除した後、更に水源へ木を渡した場所を進み、水源の岩場まで掃除していました。
過去最高にすごい場所に水源がありました。
所さんもそのすごさに「登山じゃん！」と言うほどでした。
マエダさんの家は害獣柵がしてありますが、それでも効果がなく、ゴーヤやオクラ、落花生、唐辛子など害獣が好まないものしか家の畑には植えられないということで、麓に畑を借りているそうです。
マエダさんのすごいところその二：１．５キロの道を毎日歩いて畑に通う
手押し車で３０分で畑に到着しました。
畑は区の所有で全部で３箇所借りているそうです。
今回の主はすごくタフで、なんでも自分でやってすごいなと本当に感心しました。
一方で麓や市内に住む子供や孫との行き来もあるので、なにかあっても大丈夫そうでした。
戦火を逃れるために来た和歌山で戦後も過ごし、ご主人と一から生活を築いて大変な苦労があったと思います。
これからも体に気をつけて楽しく生活してほしいなと思います。
ポツンと一軒家 毎週日曜夜７時５８分～ テレビ朝日
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