2021年10月25日（月）の「ファミリーヒストリー」は堤真一さんでした。
茶色のスーツがかっこいいですね。
堤さんのお父さんは寡黙な方でほとんどしゃべらなかったそうです。
だから堤さんはお父さんの激動の人生を本当に何も知らなかったようです。
お父さんはとても優秀で学校の先生に東大受験を薦められるほどだったそうです。
将来は外交官と話したこともあるそうですが、警察官だった祖父には難しく軍隊に入ったそうです。
そこで昇進を目指しますが、終戦を迎えます。
お父さんは神戸で仕事を見つけ、黙々と働いたそうです。
通っていた飲食店の店員だったお母さんと知り合われて結婚したそうです。
お母さんは裕福な呉服屋の娘さんだったそうですが、戦争で呉服業ができず、終戦で父親が満州から無一文で引き揚げたそうで、女学校をやめて親戚が神戸でやっている店を手伝うことになったそうです。
そんなご両親のもとに生まれた堤さんにはお父さんの生き方は理解できず、反発していたそうです。
しかしお父さんが病に倒れ堤さんが20歳すぎたあたりに亡くなってしまいます。
今回初めてお父さんの苦労を知って、涙を流していました。
しかもお父さんは大学の通信学部に入学していたそうです。
税理士の資格に必要な大卒をとるためだったそうです。
しかしほどなく病気で亡くなってしまいました。
そのことも堤さんは知りませんでした。
お父さんにはしたかったことがあったのに、それが叶わない無念はいかほどだったかと思います。
でもそれを息子にも言うことなく亡くなったお父さんはすごい人だなと思います。
せめてあと10年生きていてくれれば堤さんの活躍が見れたのにと思うと残念な気持ちになりました。
堤さんが泣いているのをみて、MCの今田耕司さんも目がしらをぬぐっていました。
あれは泣いちゃいますよね。
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