2021年10月27日（水）の「英雄たちの選択」は二宮金次郎でした。
よくよく考えると、勤勉の手本として二宮金次郎のことは知ってはいますが、それ以上のことは何も知りませんでした。
二宮金次郎は江戸時代の農家の出だそうです。
かなりの田畑があり裕福だったそうですが、水害で田畑がダメになり、家族の生活は一変します。
その後両親は懸命に働くものの、病で金次郎が10代のころ、相次いで亡くなったそうです。
一家離散となり、兄弟はそれぞれの親戚などに預けられることになりました。
金次郎は百姓が捨てたあまりよくない苗を植えて、米を作ります。
それを売ってまた米を育てお金を作りました。
それ以外にも米相場や金融の知識を駆使して実家の再興に成功したそうです。
そして離れ離れになった兄弟を呼び寄せたそうです。
そうだったんですか、すごいですね。
金次郎は読書家でとても勤勉でした。
勉強だけでなく、実際に肉体労働もして、少しずつお金を貯めたそうです。
でも時には大胆な手法でお金を増やしたそうです。
確かにそういうこともしないと早くして実家を再興することはできないでしょうね。
その後その田畑は人に貸し、小作料をもらって、自分は武家へ仕事に出たそうです。
賢いです！
その仕事先で、その家の家計再建を依頼され、そこから信頼を得ていって、藩の管轄地の再生、藩の再生、最後には時の老中水野忠邦に請われて幕府に召し抱えられることになりました。
これで今までよりも格段の処遇になりました。
しかし組織が大きくなればなるほど、金次郎の意向がなかなか通らなくなることになり、その後も色々は仕事をしますが、なにも成し遂げることはできませんでした。
しかしスタジオではそのあたりは織り込み済みで、それを踏まえて色々な想定と結果などをシュミレーションした資料を作成したりしていたのではないかと読んでいました。
そうなのかもしれません。
とにかく最後の最後まで金次郎は仕事をしていたようで、その精神力は素晴らしいなと思いました。
今日は色々感動しました。
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