2024年6月7日(金)の「にっぽん百低山」は「大山・神奈川」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回は再放送です。透明のマスクがちょっと懐かしく思えます。
撮影時期と放送時期がすごくずれているようですが、これはどういうこと?
撮影時期:2020年9月
初回放送日:2022年9月14日
今回登る山:大山(標高1252メートル)
今回のゲスト:菖蒲理乃さん(俳優)
今回のルート:登山口~大山阿夫利神社下社~二重の滝~モミの林~見晴台~大山
ゲストの菖蒲さんは登山経験者ということで、シューズがカラフルでかわいいです。
スタート前にはお土産物など売っているお店がずらっと並んでいてちょっと
楽しい雰囲気です。
女坂と男坂に分かれる
苔むした石段を登ると早くも分岐点が現れました。
類さんはゆとりを持ってということで女坂を選択。
しかしこちらの坂も延々と石段が続きます。
江戸時代に整備された石段は1200段もあるそうです。
類さん、たまらず休憩を入れました。
男坂の階段は1040段ということで、これはどっちが楽だったんでしょう?
女坂 阿夫利神社下社まで40分(比較的緩やかな道)
男坂 阿夫利神社下社まで30分(急な階段の上り坂)
大山阿夫利神社下社で雨宿り
神社まで到着すると、参道横に茶屋がありました。
すると雨が降ってきたので急遽雨宿りすることになりました。
二人でラーメンを食べていました。おいしそうです。
大山は雨降り山でよく雨が降るそうです。
江戸時代の文献にも大山にはよく雨が降っていたという記述があるそうです。
相模湾の水蒸気が大山で冷やされ雨になるそうです。
阿夫利神社は水の神様が奉られていて、『雨降り⇒阿夫利』という名に転じたとか。
大山名水が神社の横に沸いていて、類さんたちはボトルにとって飲んでいました。
大山講
江戸時代に大山に参拝する『大山詣り』が大流行し、年間20万もの人が
押し寄せたそうです。
その中心が仕事仲間や地域ごとのグループである大山講でした。
神社の玉垣には奉納した大山講のグループの名が刻まれていました。
消防関係や築地市場の玉垣が多く、それぞれ水を利用するからだそうです。
かつては禊の場だった二重の滝
江戸時代に大山詣りをする人々の禊の場だったそうです。
滝の勢いがすごいです。
大山講を描いた浮世絵では水がたっぷりある様でしたが、今はどうでしょう、
そんな風にはみえませんでしたが。
霧で真っ白な見晴台
せっかく見晴台まで来ましたが、霧で真っ白でした。
残念がっていると他の登山客の方が山頂のほうが霧が晴れていると
教えてもらいました。
その言葉を頼りに上を目指す二人でした。
実はここからが難関
見晴台を出ると徐々に道が険しくなって木の根が道に張り出したり、
石がごろごろしています。
しかも類さんの眼鏡が曇るほどガスっています。
1時間ほど歩いているとさすがの類さんも足取りが重くなってきました。
菖蒲さんがもうすぐ上りは終わるみたいだと言っても、類さんは本当?といった様子でかなりしんどそうです。
途中野生のシカがいましたが、二人とも疲れているので、
驚きつつも割とそのまま歩いていきます。
シカも微動だにしません。
ぐったりしながら山頂へ
山頂には何組もの登山客が休憩していました。
類さんの足取りは本当に重く、かえって菖蒲さんの方が元気そうです。
山頂の表示の前でハイタッチがありませんでした。
山頂での儀式のようなハイタッチ、2022年ごろはなかったのか、
たまたましなかっただけなのか。
こんなに疲れた類さんは初めて見たかも。
残念ながら山頂も霧に覆われて景色は見れませんでした。
でも雨が降らなくてよかったです。
下山の後のお楽しみ:参道沿いのとうふ屋さん
大山の水で仕込んだ日本酒と湯豆腐で疲れを取っていました。
とってもおいしそうです。
神名備や 頬に賜る 秋の雨 吉田類
★★★★★★★★★★★★★★
コロナ禍の時ということもあって、顔を覆うようなマスクだったり、透明のマスクだったりといろんなマスクをしていました。
でも登山の時はおそらく呼吸がしにくいということで、マスクがなかったです。
今回は標高も高く、雨が降ったり霧が出たりとなかなか大変な天候でした。
あんなに疲れた類さんを見たのは初めてかも。
にっぽん百低山 毎週金曜午後5時半~ NHK BS
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