青山剛昌さんの大人気コミック「名探偵コナン」は殺人事件を読み解くことと、もうひとつ、工藤新一を小さくしてしまった組織のナゾを追うという二つのストーリーがあります。
毛利小五郎の弟子として登場する安室透は毛利小五郎探偵事務所の一階にある喫茶店ポアロの店員ですが、安室の第二の顔(=バーボン)だと分かるのが
コミックス78巻「ミステリートレイン」です。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
登場人物が豪華
・ジン ・ベルモット ・ウォッカ ・バーボン
・工藤有希子 ・世良真純 ・沖矢昴 ・怪盗キッド
・江戸川コナン ・灰原哀 ・毛利小五郎 ・毛利蘭
・鈴木園子 ・阿笠博士 ・少年探偵団の3人
ベルモットと怪盗キッドという変装の名人が二人もいる上に、他にも怪しい人影が見えるので、常にこれ誰?と疑いつつ読んでいました💦
組織の目的はシェリー殺害
今回は灰原哀を狙ってベルモットとバーボンがミステリートレインに乗り込みます。
灰原哀は解毒剤を飲んだ?
大きくなった灰原哀は怪盗キッドの変装でした。
灰原哀は解毒剤を飲んでからじゃないと歩美たちの前で死んだ姿は晒せないと必死でしたが、コナンが先回りして手を打っていました。
バーボンの正体は安室透!
「さすがヘル・エンジェルの娘さんだ・・・
よく似てらっしゃる・・・
始めまして・・・ バーボン・・・ これが僕のコードネームです・・・」
ミステリートレインで起きた事件を解くコナンに合いの手を入れていた安室でしたが、途中不審な行動をしていました。
バーボンはあくまでシェリーを貨物車で生け捕りにしようとしていましたね。
しかし安室=バーボンとは驚きました!
ベルモットがシェリー死亡を報告した後に出し抜かれたことを知る
ベルモットはシェリーを殺すつもりだったのが失敗したことを組織には黙っていますね。
一方のバーボンはシェリーの貨物列車が爆破される前に見た赤井秀一らしき人影を気にしている様子でした。
ミステリートレイン内で何度も登場する赤井秀一らしき男や沖矢昴の行動、謎の女の行動が全部怪しく見える、そんな中組織の上手をいくコナンはすごいです。
ミステリートレインで気になる謎
板倉卓(いたくらすぐる)にベルモット?注文したと言われるソフトとは?
有希子がシャロン(=ベルモット)に話しています。
新一からの情報のようで、幼児化と関係があるのかないのかは不明です。
安室=バーボンと分かると同時にまた色々気になることがある見どころ充分な一冊でした。