2022年7月2日(土)の「ブラタモリ」は静岡県の伊東でした。
以下まとめと感想と少しネタバレです。
撮影があった日はとても快晴でした。
ちょっと日差しが強いぐらいでタモリさんのジャケットの鮮やかなブルーが映えますね。
今回のタモテバコ:伊東を人気温泉地にした海と山の幸とは?
食べ物ではない伊東にとっての海と山の幸を探しに行くのが今回のテーマです。
今回の案内人
・伊東市教育委員会 学芸員 金子浩之さん
・和菓子屋店主 佐々木秀さん
・伊東近現代史研究 加藤好一さん
・静岡大学 教授 小山真人さん(富士山の回でも登場)
今回のタモリさんのルート
①温泉街の川のほとり
➁伊東駅近くの商店街の和菓子屋さん
➂伊東駅近くの商店街を歩く
④伊東駅構内
⑤城ケ崎海岸
⑥大室山
⑦大室山のふもとの動植物園
⑧大室山山頂
弱アルカリ性の単純温泉が蛇口から出る=山の幸
・源泉の管理組合から権利を購入すると家まで温泉を引いて利用することができる。
・クセのない温泉なので使いやすい。
江戸時代から温泉地として名をはせる=海の幸
・かつて伊東はもっと内陸まで海が来ていて港として栄える
・伊東の温泉を港を利用して江戸城まで運んだ(港を利用したから海の幸)
熱海から伊東までを結ぶ伊東線の開通に7年かかる=山の災い
・ほぼトンネルばかりで宇佐美トンネルだけで5年もかかった
・工事は地熱で大変な暑さとの闘いだった
戦後は伊豆屈指の人気観光地として繁栄する=山の幸
・日中戦争の最中でも工事が進められたのは温泉報国=温泉で国に報いる(兵士の療養所として利用する)としたため
城ケ崎海岸の地形=海と山の幸
・溶岩が出て冷えて固まった隙間からまた溶岩が出てくる地形が温泉地に絶景を生んだ
魅力的な景観として有名な大室山=山の幸
・スコリア(マグマのしぶきが急速に冷やされてできる軽石の仲間)が降り積もってできる安息角の美しい山の形
・溶岩がふもとから流れたため形が崩れなかった
・噴火が一度しか起きてない単成火山(伊豆半島には多くの単成火山がある)
安息角
砂や土などが滑りださない限界の角度
粒の大きさや形状によって異なる
単成火山が出来た理由
本州に伊豆半島がぶつかりフィリピン海プレートを押す
↓
台地に割れ目ができる
↓
火山が流れ込んで単成火山ができる
伊東が人気温泉地となった理由としては交通の便のよさと様々な絶景と温泉があったからということなんですね。
タモリさんも火山は災いをもたらすけれど、人に幸せももたらしてくれると話していましたが、本当にそうだなあと思いました。
今回は終始晴天で、タモリさんはジャケットも脱いでいました。
しかし伊東の北から南まで移動したりしているのでかなりハードだったなと思いました。
伊東にいくつもの絶景があることを知らなかったので、今回も勉強になりました。
タモリさんの衣装
・明るいブルーのジャケット
・白地に横のラインが不規則に入ったシャツ
・ベージュのチノパン
・こげ茶の革のスニーカー?
タモリさんのランチ
ランチの写真はありませんでした。
ブラタモリ 毎週土曜夜7時半~ NHK総合
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