2022年9月19日(月)の「ウチ、断捨離しました!」は「奈良からSOS!タンスだらけの家に居場所がみつからない」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回断捨離するお宅のデータ
奈良県生駒市
夫(58歳)妻(53歳)祖母(79歳)の3人暮らし
一階だけで6部屋もある
タンス部屋が2つあり、家に合計20棹のタンスがある
地元の風習で子どもが産まれるとタンスをもらう
結婚を機に養子に入ったご主人の婿入り道具がトラック3台分ある
奥さんはモノを捨てるのにも母に伺いをたてている
ヤマシタさんの指摘
・昔から家にあるものが一切捨てられない
→奥さんは本音を言っていない
→家を継ぐのが長女の役目といわれ育てられた重圧やそこから逃げるように外で仕事 をしていたため子育て母親に頼んでしまった負い目がある
・ご主人の居場所がない
ヤマシタさんと一緒に取りかかったのはキッチンの断捨離
処分したもの
・大量の割りばしや不要な小物
・棚
・賞味期限切れの食材
・何かに使えるととっておいた紐
・大量の鍋、食器
・キッチンに使う収納道具
さっさと捨てるご主人と違って奥さんは自分で判断をしたことがないそうで、賞味期限切れの食材でも大丈夫ではないかと捨てられませんでした。
やましたさんは、取っておいても賞味期限を切らしてしまったことは戻らない、自分のしてしまったことに自分で向き合わないといけないと強い口調で言いました。
ヤマシタさんはきっと奥さんに気づいてほしかったんでしょうね。
その後夫婦が中心となって捨てたもの
・まだまだ出てきた食器
・タンス(おそらく10棹ぐらい)
・子どもの昔の服や成長の記録などの雑貨
・奥さんが子どもの時の成長の記録などの雑貨
・亡くなった祖父の洋服などの遺品→祖母が自主的に捨てた
【奥さんの気持ち】
奥さんは最初の戸惑いが嘘のようにどんどんものを捨てていきました。そこには初対面のヤマシタさんに自分も夫も居場所がない気持ちを分かってもらえて嬉しかった、夫のためにも頑張りたいという思いがありました。
【長女の提案で断捨離に弾みがつく】
2階のレイアウトを変えてご主人の部屋を作るため、子どもや自分の幼稚園からの成長の記録などこまごましたものや、押し入れにあった収納棚をかなり処分して、いい思い出だったという結婚式の記念のものを飾りました。
【祖母の気持ちが変化】
断捨離には口も手も出さなかった祖母が、亡くなった祖父の荷物を自主的に断捨離しました。
(娘夫婦の断捨離を見ているうちに)心の整理がついた、いつまでもしがみついていてはダメと感じたそうです。
奥さんの一言
モノって人を圧迫するよね
今回はたくさんの重たいタンスを夫婦2人で運んで大変だったと思います。
でも奥さんはご主人のため自分のため、本当によく頑張られたと思います。
断捨離をきっかけに祖母との関係もよくなったそうで、よかったです!
ヤマシタさんの格言
独立した長女さんが外に出て違う視点を持ち込んだことが大きい
第三者の目を入れる事が一番のきっかけになる
ヤマシタさんが初日に投げかけた鋭い問いに奥さんはスイッチが入ったんだと思います。ヤマシタさん、流石です。
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