2023年5月24日(水)の「にっぽん百低山」は「川苔山・東京」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
撮影は2021年5月中旬だそうです。
最寄り駅は東京のJR奥多摩駅(奥多摩町)でした。
類さん、渓流釣りもされるんですね。
多趣味です。
今回登る山:川苔山(標高1363メートル)
今回のゲスト:美村里江さん(俳優)
今回のルート:川乗橋~細倉橋~百尋ノ滝~川苔山
ゲストの美村さんは渓流釣りが趣味ということですが、登山は学生以来ということでした。今回は長丁場になりそうですが、大丈夫でしょうか。
川苔山にはたくさんの花が咲く
さっそくフジがキレイでした。ここ川苔山は「花の百名山」と言われるぐらい色んな花が咲いているそうです。
山道も道路のように広くて、でもちょっと登っています。
細倉橋が登山口でした
まだ登山をしていなかったということですね、しかしここまで40分とはなかなかです。
山に入ると渓谷がとてもキレイです、そのすぐそばを歩きます。
早速滝が見えますが、ここでは大小合わせて10個ぐらいの滝があるそうです。
二人とも渓流釣りをするので、ついつい川面を見てしまいます。美村さんのが早くイワナを見つけていました、すごいですね。
奥多摩の湧き水はやがて多摩川に流れ込み、都民の生活水の2割を賄うそうです。
奥多摩一美しいとされる百尋ノ滝
落差40メートル、圧巻の滝が現れました。大迫力です。
川苔山には夏になると食べられる川のりが自生するそうで、それが名前の由来だそうです。
山には小さな祠があって山の神を祀っているそうです。山に入る際、山の神に無事を祈ったそうです。また炭焼き窯の跡もあります。
奥多摩はかつて木炭の一大産地でした。かつては農閑期になると炭焼き小屋に寝泊まりして広葉樹を焼いて木炭にしました。こうした営みは家庭の燃料がガスに代わる昭和30年代まで続けられ、映像もありました。映像を見ると、本当だなあと感心感心。
いよいよ?本格的な上りのスタート
ここまでの沢沿いの道も結構大変だったと思うのですが、ここから階段を登っていくのには驚きました。そして鎖場もあって、足場も細くて大変です。
本当に一人ではどこか登山道からも分からなくなるような場所もあります。
しかし美村さん、こんなにハードな山道ですが、ツツジを見つけるぐらいの余裕があってすごいです。
山頂まであと少し!
稜線に出るとすごいモヤがかかっています。
ここから山頂までは今までよりは楽な道のりでした。
山頂にはたくさんの人がいてびっくりです。みなさんすごいですね!
類さんも美村さんも一枚羽織が増えていました。寒いんでしょうね。
下山までにあった山の恵み
普通ならここで登山の映像は終わりですが、下山した場所にわさび田がありました。
そして類さんは人生初体験のわさびを手で取ってご満悦です。すごい立派なわさびがとれました。
下山のあとのお楽しみ:店名は分からず
乾杯はお酒ではなくウーロン茶かもしれません。
奥多摩の水が育んだ料理の数々が並びます。わさびを擦って、いわなの刺身に乗せて食べます。他にも天ぷらなどあります。
今回は食べながら登山の感想を言い合って終わりました。たくさん歩いたので二人とも充実感に溢れていますね。二人ともすごい体力です。
今日の一句 一条の滝 百尋の瞑想 吉田類
にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合
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