2022年9月7日(水)の「にっぽん百低山」は「鋸山・千葉」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
鋸山はその名の通り、そびえたつ岩の山で、圧巻の姿をしています。
しかしそれほど標高はないのですが、とにかく急で登るのはハードな印象です。
今回の百低山:鋸山(標高329m)千葉県富津市
今回のゲスト:南果歩さん
今回のルート:日本寺~千五百羅漢~地獄のぞき~岩舞台~展望台~山頂
長い階段は日本寺の一部
鋸山には日本寺という立派なお寺があります。
長い階段はその日本寺の一部で、とてもキレイな階段です。いきなり長いですが💦
長い階段の途中に千五百羅漢像がありました。
厳密には千五百五十三体です。
江戸時代の名工が生涯をかけて作ったそうです。
必ず自分に似た顔が見つかるそうですよ。
地獄のぞきは圧巻の眺め
地獄のぞきとは切り立った崖につくられた展望台のことです。
本当に突き出したような岩で、そこが落ちたらと思うと足がすくみます。
南さんは平気そうですが、類さんはちょっと怖がってますね。
天空の城ラピュタのような景色
ようやく階段が終わったと思いきや両側が切り立った岩壁を通り抜けると絶景が現れます。
そこは岩が見事なまでに垂直にそそり立ち、頂上には木々が生え、まさしく「天空の城ラピュタ」の世界です。
鋸山は火山の噴出物でできた凝灰岩の山で、江戸時代から石を産出してきた石切の山でした。
この切り立った岩の絶景は人の手で作り出されたものだったのです。
登山道も石切場から石を運んだ道で、かつての石切場を繋ぐように続いていました。
10階建てのビルが入るほどの岩舞台(石切場)
昭和の初めごろから山頂から岩を切り始め現在の姿になったそうです。
鋸山で最後の石切が行われていた場所でした。
コンクリートの普及が進むと需要が激減し、昭和60年についにその役目を終えました。
展望台から山頂まで
岩舞台からは石の階段だったり木で足場を作った階段だったり、とにかく急階段を登ります。
山頂も木がたくさんあって、あまり山頂っぽくありませんでしたが、三角点はありました。
今回の登山はかなりハードでした!
下山の後のお楽しみ:まるはま
今回のお酒と食べ物:生ビールと魚介類
すごく疲れたのかいつもより食べている感じです。
お二人ともお疲れ様でした。
今回の一句
苦と楽を 山と刻みて 秋の空 吉田類
にっぽん百低山 毎週水曜午後0時20分~ NHK総合
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