2021年8月27日（金）の「神谷玄次郎捕物控」を見ました！
こういう時代劇ってなんか落ち着くんですよね。
江戸時代の町並みとか着物の着方とか色んな生活を見るのが最近楽しいです。
この「神谷玄次郎捕物控」は原作が藤沢周平さんなので安定です。
主演の神谷玄次郎を高橋光臣さんがかっこよくてタテもいい感じです。
背もすらっとしていて着物もよく似合います。
脇を固める俳優さんも安定でとても見やすいです。
中村梅雀さん、小野武彦さん、岸本加世子さんなどです。
恋人役として出演している中越典子さんはきれいで落ち着いて見られます。
ストーリーは一話完結で、話も面白いです。
最後は玄次郎が悪を成敗するというスタイルもいい感じです。
毎回ゲスト出演がありますが、これがなかなか一回で終わってしまうにはちょっともったいない感じもします。
今回は雛形あきこさんと山下徹大さんでした。
雛形さん演じるおるいが後妻に入った大店の店主が惨殺され、隣で寝ていたおるいに疑いがかかります。
山下さん演じる鉄之助はその店主の養子でしたが、数年前に事件を起こして勘当されていました。
鉄之助が店主を殺した刃物を持っていたことから鉄之助が犯人と見なされると、今度はおるいが自分が犯人だと言い出します。
一方の鉄之助も自分が犯人だと言います。
途中まで全然犯人の予測もつきませんでした。
結局大店の家に手伝いにきていた女が実は裏稼業を持つ家の出身で、店の人間と関係を持ち自分の意のままに動くようにして、大店を乗っ取るべく主と後妻に一服盛って眠らせておいて、夜主を惨殺して後妻に匕首を持たせました。
しかしそこに上方（大阪）で絵の修行をする前に以前から思いをよせている後妻のおるいに一言挨拶しようと部屋をこっそり訪ねた鉄之助が殺された店主と横で匕首を持って眠っているおるいを発見し、おるいの身を案じて刀を持ち去ったそうです。
おるいは鉄之助が数年前に起こした事件は自分の昔の男から手篭めにされそうなところを助ける最中誤って相手を刺してしまったのに、鉄之助はおるいのことは一言も漏らさなかったのを恩義に感じて、刀を持っている鉄之助をかばったのでした。
最後は玄次郎がかけた罠にひっかかって女も女にひっかかった店の人間も裏稼業の家も一網打尽にされ、鉄之助は無罪放免となり江戸を去る、というお話でした。
二転三転あって見応えありました。
ちゃんと見ていないと、この女誰？という感じでしたが、私は途中から怪しんでいました。
いや怪しい素振りはなかったんですけど、なんとなく。
面白かったので、また見ようと思いました。
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