２０２２年４月３日（日）の「ポツンと一軒家」は宮崎県でした。
以下感想とネタバレです。
今回は捜索隊が麓で道を聞いた方が同級生ということで話が早かったです。
主の名前や家までの道を聞いて出発したまではよかったのですが、道がすごく狭くて過去最高といってもいいぐらいの道でした。
落ちたら本当にただじゃすまなさそうな道でびっくりしました。
するとようやく道が終わって広い土地が見えました。
広さは東京ドーム１個分だそうです。
この広い敷地に主が一人で住んでいました。
もとは祖父母が開墾した土地だそうです。
もっと山の下の方で生活していたそうですが、災害で家などが被害にあったときにその土地と交換で手に入れた土地ということでした。
主は別の場所で生活していましたが、３０代のころに実家に戻り、地元の会社に就職したそうです。
その会社は６０代で退職したそうですが、なにせ土地が広いので毎日忙しいと思います。
捜索隊がお宅にお邪魔するとキレイに片付いていました。
主は結婚してお子さんが４人いるそうですが、４０代で離婚して以来なんでも自分でやってきたようです。
お掃除もお料理もなんでも自分でできちゃう人なんだなと思いました。
ちょうどお昼の支度をするところだったそうで、胡椒大根という料理を作ってくれました。
胡椒というのはこの地域では唐辛子を指すそうで、出汁しょう油（確か）とみりんと酒と唐辛子を入れた大根の煮物でした。
大根は麓で野菜を作っている人からの頂き物だそうです。
キッチンに立派な大根が３本か４本置いてありました。
そういうお付き合いもあって主は野菜を買うことがほとんどないそうです。
大根をじっくり２時間ほど炊くと、しっかり味がしみた胡椒大根ができました。
これに白米でお昼ご飯です。
捜索隊も食べさせてもらっていましたが、胡椒大根、さすがに辛いそうです。
口に入れると後から辛みがくるそうです。
で、ご飯がすすむそうです。
捜索隊が胡椒大根とご飯を一緒に食べるとちょうどいい感じになるそうです。
本当に美味しそうでした。
主が山盛りに盛ってくれたご飯をペロッと食べちゃっていました。
午後からは主が楽しみにしているという春のお祭りで弓を射る行事があるそうで、捜索隊に弓を引くのを見せてくれました。
すると的まで３０メートルぐらいは離れた場所から射っていました。
さすがに主は何度か引くとすぐ的に当たるようになりました。
捜索隊の早川さんも弓を引かせてもらっていました。
ただし主よりは相当前からでしたが。
でもちゃんと矢が飛んで、的ではなく後ろの畳に刺さりました。
弓を射るというのはなかなか難しいと思うので、早川さん、上手だったんじゃないかと思います。
主はとても元気そうでしたが、トラックから２メートル下に落ちて、言語障害が残ったり、それを克服したら今度は心筋梗塞で倒れたりしたそうです。
心筋梗塞のときはこの広い家で一人で外で作業していた時だったそうですが、２時間ぐらい倒れた後に、主は自分で這って家まで戻ってお子さんに助けを求めたそうです。
このままでは死ねないということを言っていました。
すごい気持ちが強いなあと感心しました。
今でも薬を飲んで定期的にお医者さんに通っているそうです。
それでも先祖からの場所を守りたいとこの家に一人で住み続けるというのは覚悟がいることだなと思いました。
お子さんはお孫さんを連れて遊びにきてくれるそうなので、いざという時に連絡できる人がいてよかったです。
これからも体に気を付けて頑張ってほしいです。
ポツンと一軒家 毎週日曜夜７時５８分～ テレビ朝日
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