平家物語 不死鳥源氏

平家物語 不死鳥源氏 ドラマ

2022年8月16日(火)はNHKプラスで「人形歴史スペクタクル 平家物語 第一部 青雲(11)「不死鳥源氏」を見ました。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

人形歴史スペクタクル 平家物語 基本データ
1993年~1995年放送
原作:吉川英治「新・平家物語」
人形美術:川本喜八郎
第一部から第五部まで

豪華な出演俳優
この作品では一人の声優が何人もの声で出演しています。
風間杜夫
石橋蓮司
森本レオ
安藤一夫
高山みなみ
黒田あゆみ(ナレーション)

この回「不死鳥源氏」のまとめと感想
<まとめ>
平清盛仏御前を寵愛し自分のことを忘れてしまったのを感じ、妓王は仏門に入ることを決めたが、そのことを仏御前に責められると今度は仏御前も見限り、妓王と同じく仏門に入ることになった。
一方源頼朝は密かに北条政子と会っており、決起をするタイミングを伺っていた。
鞍馬山にいる牛若丸金売りの吉次の奥州への誘いには乗らず、体調が思わしくない母の常磐御前に回復を願う手紙をしたためた。
平清盛は厳島神社を建立して自身をそこに奉ろうと心に決めていたのだった。
<感想>
妓王の話に聞き入る平時子涙を浮かべて(!)自分のつらさを話すシーンは本当に心打たれるものがありました。
妓王が自分勝手な発言を恥じるかのように目を伏せるシーン(!)もすごく感情が表現できていました。
結局妓王に続き仏御前も仏門に下り、二人一緒に生活することになりますが、二人が身を寄せ合うシーンは感動すらしました。

人形劇ですが、寄り添う姿や目を伏せる姿など、まるで人間が演じているがごとくでした。
ちゃんと馬を降りたり衣を外したりするときに効果音が入っているのでリアル感が半端ないです。
今の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に通ずるところもありますし、勉強にもすごくいいドラマだと思います!

人形歴史スペクタクル 平家物語 水曜午前4時31分~ NHK

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