2022年8月17日(水)の「名探偵ポワロ」は「エンドハウスの怪事件」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回の作品は長編です。でも舞台もキャスティングも長編にふさわしいロケーションです。
今回の事件の概要
ポワロは休暇で海辺の町を訪れ、ホテルで若い女性ニックと声をかわすが、ニックが置いて行った帽子に穴が開いており近くには弾が落ちていた。
ポワロはニックに命の危険にさらされていると警告に行くも、ニックは真剣に取り合う様子はない。
ニックのおもり役として呼んだいとこのマギーがニックと同じ黒いドレスを着ていた。するとマギーが銃で殺された。
ニックの羽織っていたショールを身につけていた。
ポワロが感じた疑問点
・ニックの友人のフレデリカはニックのことを大ウソつきという
・ニックのいとこの弁護士のバイスはニックがエンドハウスに異常な愛着を持っていると話すがポワロにはそう見えないこと
・家の管理をしているクロフト夫妻の態度も役を演じているようだと感じる
・ニックはチャレンジャー中佐が文無しだというが船を持っているのはなぜか
・ニックは好きではない黒いドレスを持っていた
・ニックが書いた遺言書の行方
・ニックが殺害されたチョコは誰が持ってきたのか
ポワロが気づいた事件解決の糸口
・ミス・レモンとヘイスティングスが話していた略称の話
・ニックが持っていたラブレターの日付と内容
今回の犯人は命を狙われていたヒロインのニックでした。
ニックの本名も殺されたマギーの本名もマグダラ・バックリー。
マギーはお金持ちで冒険家のマイケル・シートンと密かに婚約していた。
イギリスでも指折りのお金持ちだったマイケルのおじが亡くなったことで遺産はマイケルに入るがマイケルが飛行機事故で亡くなったことから、マイケルの遺言にあった婚約者のマグダラ・バックリーに遺産が残された。
ニックはマギーを殺し、自分がマイケルの婚約者だと演技した。
ニックが怖いのはマギー殺しの犯人をフレデリカに着せようと拳銃を彼女のコートに入れておきます。
しかしそれをジャップ警部に見られていました。
ニックは警察に連行されるとき、フレデリカの腕時計を持っていきます。
フレデリカはコカイン常習者で腕時計にはコカインが入っていることをニックはしっていました。
フレデリカはポワロに止められたこともあり、腕時計を持っていくニックを見送るしかできませんでした。
おそらくニックは裁判が始まる前にコカインを使って自らケリをつけるという感じでした。
ポワロもニックに騙されかける
今回はポワロが真相に気づくのが遅く、ニックが殺害されたことにしたあとです。
ポワロはそうすれば何か動きがあるはずだと考えたのでした。
すると行方不明だったニックの遺言書が出てきたのです。
しかしポワロはミス・レモンのヘイスティングスの略称の話からニックの遺言書以上に重要な事件の真相に気が付きました。
今回のポワロの疑問点はすべて事件の伏線になっていて見事に回収しましたね。
フレデリカは最初からニックは大ウソつきだと話していましたね💦
今回のおまけ
ミス・レモンがポワロの無茶ぶりに答えて霊媒師のふりをしたくだりです。
ミス・レモンの服装はいつにも増して素敵でしたが、今回もすごくいい味だしていました。
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