2022年9月28日(水)の「名探偵ポワロ」は「安いマンションの事件」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回は事件がアメリカから始まっているということで複雑で、登場人物もいつもと違ってFBI捜査官が登場するし、ポワロが先に事件の全容を話したりと、いつもと違うことづくめです。
ある夫婦の不可解な体験
ポワロはあるパーティーで若いロビンソン夫妻らと歓談していると、夫婦がとてもグレードの高いマンションを破格の値段で借りたという話をします。
夫婦はその部屋がとても安かったのに借り手が決まらなかったこと、自分たちのすぐ前に訪ねた人は名乗るとすぐにドアを閉められたことを話します。
ポワロはとても興味を惹かれ、進んでこの件を調べることにしました。
FBI捜査官が追う事件の経緯
カーラ・ロメロというバンドの歌手がアメリカ海軍の男から最新型潜水艦の青写真を盗み、マフィアを裏切ってロンドンに売り込んだ情報をFBIが掴みます。
イタリアに売り込みにくると大問題になるため、バード警部はジャップ警部の部下を使ってイタリア大使館を張り込みをしています。
ポワロが感じた違和感
・高級マンションを見張る男をイタリア大使館の前でも見かける
→ロビンソン夫妻の一件とFBIの追う事件につながりがあると感じる
・ロビンソン夫妻が引っ越してきたのは半年前だと不動産屋が話したこと
ポワロがロビンソン夫婦の事件について調べたこと
・ロビンソン夫妻に犯罪歴はない
・ポワロ自身が同じマンションを借りる(一週で6ギニー)
・ヘイスティングスにパーティーでロビンソン夫妻を紹介してくれた友人も夫妻のことはほとんど知らない
・ナイトクラブに電話をかけアメリカ出身の歌手がいないか捜す
→一軒だけ電話にでない店「ブラック・キャット」に目を付ける
→ミス・レモンが雑誌の記者と称して歌手のエルサ・ハートにインタビューをする
→楽屋にあった譜面がアメリカでしか売られていないものだと調べをつける
ポワロが気づいた事件の全容
カーラ・ロメロは夫と共にイギリスに渡るも最新型潜水艦の青写真を売るまでは生活のためバンドの歌手になる
↓
マフィアの追っ手にマンションの場所を嗅ぎつけれててしまう
↓
自分の偽名と同じ「ロビンソン夫妻」に又貸しをして自分の身代わりになることを目論む
最新型潜水艦の青写真を盗んだ女 高級マンションに住む クラブの歌手
カーラ・ロメロ =ロビンソン夫妻 = エルサ・ハート
↓
若いカップル「ロビンソン夫妻」に
マンションを又貸し
ポワロがロメロの追っ手を罠にはめる
ロビンソン夫婦の部屋に侵入するもポワロたちに阻まれて逃走する追っ手がまだ近くにいると察したポワロは
「私たちは歌姫に会いに行きましょう、カーラ・ロメロに」と
ヘイスティングスに話す。
カーラ・ロメロを捕らえる大捕物
FBIのバード警部やジャップ警部を従えて「ブラックキャット」へ行くと、カーラ・ロメロことエルサ・ハートが舞台で歌っていた。
ポワロは楽屋に行くと今回の事件の動機を聞くと、組織にいても女である以上出世はできないことに嫌気が差したという。
FBI捜査官が連行しようとすると、組織の追っ手が乗り込んできて、ヘイスティングスの銃を一同に向ける。
しかしポワロが前に踏み出したので追っ手は引き金を引くも発砲せず。
ポワロが事前に弾を抜いており、それを追っ手に見せた。
【番外編】ジャップ警部とヘイスティングスとポワロは映画を見に行く
なんだかんだいってかなりの仲良しで、今回は3人で映画に連れだって出かけます。
しかしギャング映画の乱暴な展開にポワロは辟易していました。
一番楽しそうだったのはやっぱりヘイスティングスですね。
今回はポワロが珍しく事前に事件について全容をヘイスティングスに話します。
その後にあの大捕物でした。
さすがにどうなることかと心配になりましたがよかったです💦
最後には最新型潜水艦の青写真を取り戻したバード警部もポワロに握手を求めていましたね。
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