２０２２年８月１０日（水）の「名探偵ポワロ」は「夢」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回はミス・レモンとポワロさんのすれ違う日常が面白かったです。
またヘイスティングスが大活躍でかっこよかったです。
今回の事件の経緯
食品会社の社長のファーリーが自分の書斎で倒れて死んでいるのを秘書が発見した。
書斎の前には会社の工場長など３人が一時間以上も社長との面会を待っていた。
ファーリーはその前日ポワロを呼び出し、自分が自殺するという「夢」について語っており、その通りに死んでいた。
「１２時２８分になると
ワシは机の引き出し
右側の上から二番目を開け
拳銃を取り出す
弾を込め
それから窓のそばへ行き
自分の頭を打つ」
ポワロが気づいた事件の手がかり
・ファーリーの視力と眼鏡
・ミス・レモンが時間を確認するために窓から身を乗り出す
・妻は自殺する夢について聞いたことがあるといい、娘と秘書はないと言った
・書斎の隣にある工場では１２時３０分までにパイを焼き始めるがそれが遅れるとファーリーから電話がかかってきた
ポワロが暴いた殺人のトリック
・ファーリーは毎日１２時３０分近くになると書斎の窓を開け、食品工場のパイの焼くための蒸気を抜くテストの時間をチェックしていた
・決まった時間に窓を開けて身を乗り出すファーリーのくせを知っていた人物が拳銃で殺害
犯人は秘書のコーンワージー
・前日ポワロが会ったのはファーリーではなくコーンワージーの変装だった。
・眼鏡の度が合わず、ポワロが間違えて渡した手紙にも気づかなかった。
・動機はファーリーとの妻の不倫。
・ファーリーを殺して妻と妻に入る遺産を手に入れようとした。
事件解決の説明のために関係者をホールに集める
ポワロお得意の関係者を集めて殺人トリックを説明し、犯人を名指します。
番外編①ヘイスティングス大活躍
ポワロが殺人トリックを解説しているとき、窓から発泡し事件が他殺であると証明します。
今回はポワロがヘイスティングスに依頼して事件解決をアシストします。
その後逃げたコーンワージーを取り逃がしたのはご愛嬌ですね。
番外編②ミス・レモンとタイプライター
ミス・レモンはタイプライターが故障ばかりするので冒頭からイライラしています。
ポワロに直談判するとまさかの「知らなかった」と言われ激怒。
ラストでてっきり新しいタイプライターを買ってきてくれたのかと思い満面の笑みを浮かべるミス・レモンにポワロが見せたのは置き時計でした。
がっかりしすぎて「・・・それが欲しかったんです・・・」とつぶやくしかない放心状態のミス・レモンが切なかったです💦
ポワロさんはそれに気づかず満足そうな様子です。
頑張れ！ミス・レモン。
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