２０２３年１月１０日（火）の「ドラマ１０ 大奥」の「八代将軍吉宗・水野祐之進編」を見ました。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
男女逆転大奥ということで、今回はNHK版です。
第１回 八代将軍吉宗・水野祐之進編
＜キャスト＞
徳川吉宗 富永愛
水野祐之進 中島裕翔
杉下 風間俊介
大奥総取締 藤波 片岡愛之助
御用取次 加納久道 貫地谷しほり
現状を把握しようとする吉宗
質実剛健の吉宗は江戸の町を歩き、町人の生活ぶりを確認していました。
景気はよくなく、儲かっているのは大店ばかりで、一方の大奥では贅沢な生活をしていると厳しい民衆の目が向けられていることを知りました。
黒一色に背中に流水門の裃で登場
藤波になぜか取り上げられ、上様の御目通りに並ぶことを許された水野はきらびやかな衣装を嫌い、黒に水の流れを表す流水門の柄が背中に入った裃を着用しました。
他の者が派手な裃ばかりで黒は返って目を引くものとなりました。
他人をかばったことで上様のご指名を得る水野
足を引っかけた吉宗に忍び笑いが聞こえました。名乗り出る者がいないと水野は自分だと申し出て吉宗に謝罪をしました。
すると黒の裃も悪くないと声をかけられ、水野が上がることに決まりました。
ざっくばらんな吉宗に素直な反応の水野
二人で対峙すると吉宗はとても飾ったところがない、懐の深さがありました。
水野は吉宗の剣術の腕前について話します。
そんな水野が気に入った様子で「今日からは私の男だ」と吉宗は話しました。
初めての夜伽の相手は打ち首と聞かされ驚く吉宗と水野
吉宗は満足そうな様子で朝餉を食べようとしたところ、加納が飛び込んできました。
初めての夜伽の相手になったものは御内傷の者ということで打ち首になると聞かされ目を見開く吉宗でした。
一方藤波から同様のことを聞かされた水野と杉下。杉下は先々代の時はそのようなことはなかったと食い下がりますが、水野は一族には類は及ばず、病死ということで家は取り立てられると聞き、処分を受け入れました。
藤波の企みと吉宗の戦い
藤波は自分を軽んじている吉宗を見透かし、気に入ったであろう水野を亡き者にしようと企てました。
一方その企みに気づいた吉宗は加納と話をしながら、思案している様子でした。
吉宗が考えた秘策
水野は首を刎ねられず、目隠しだけが落とされたことに驚いていました。
そこに吉宗が現れ、介添えの人間は自分の手の者で、薬種問屋の田島屋ののぶという娘が婿を取らないと駄々をこねているので、水野に町人新吉として婿入りするよう話しました。
吉宗は自分ののぶという名前に反応した水野には思う人がいることを察したようです。
★★★★★★★★★★
吉宗は３２歳という設定だったようです。面白いです。
黒い着物をきて、大奥の人員削減を行う吉宗はまさしく吉宗という感じでした。
一度は水野と仲良くしていこうと考えていた様子だっただけに、今回の顛末は吉宗にとっては苦渋の決断だったと思います。
しかし起死回生のアイデアが出て、水野は田島屋ののぶと幸せに暮らせるなんてまさしくハッピーエンドでした。
杉下はこのことを知ることはないのが、ちょっと残念ですね。
もっと言えば藤波も知らないのではないでしょうか。
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