ナニコレ珍百景 岳温泉 湯守

ナニコレ珍百景 岳温泉 湯守 テレビ

2023年1月22日(日)の「ナニコレ珍百景」2時間スペシャルでした。
以下、一部のまとめと感想と少しネタバレです。


今回は2時間スペシャルということで、豪華な出演陣による再現ドラマがあったり、大物俳優によるロケがあったりと、とにかく豪華な内容でした。

ゲスト:高橋一生さん、菊池桃子さん、DAIGOさん、王林さん
再現ドラマ:岡本信人さん、鈴木砂羽さん、ダンディ坂野さん、ザブングル加藤さん、完熟フレッシュさん、ラパルフェ都留さん、リンダカラーさん
出演:杉村太蔵さん、大下容子アナ、佐々木亮太アナ
ロケ:四千頭身さん、石坂浩二さん、杉村太蔵さん、カミナリさん、鈴木奈々さん

中でも『湯守』の仕事のロケが過酷で、そしてとても感心したので、こちらのまとめを書きたいと思います。

温泉街を守る過酷すぎる『湯守』の仕事 福島県二本松市だけ温泉

湯守のお仕事に同行したのはあばれる君ワタリ119さんでした。
この二人、以前福島県の超難関、飯豊山を登り新潟県と福島県と山形県の県境を調査したコンビです。
今回も冒頭からかみ合っていません。。。

湯守は4人(71歳、72歳、70歳、43歳)安達太良山を登って行きます。

1時間半で5キロの山道を登る
あばれる君が言うように素人ではどこが道なのかも分からない傾斜のきつい道をはいーペースで登って行きます。
あばれる君もワタリ119さんもかなり体力自慢ですが、登るペースが早くてちょっと置いていかれています。
多い時には冬に4メートルも積雪がある中、道なき道をスコップでかき分けながら進むそうです。片道で6時間かかってしまうこともあるそうです。

山小屋でコーヒーブレイク
アウトドア大好きのあばれる君がコーヒーを入れます。
コンロで豆を炒ってちゃんとドリップして皆さんでつかの間の休憩をします。

湯守の方「うん、コゲっぽい感じでいいですね」
湯守の方「ちょっと粉入ってておいしい」
あばれる君「みんな文句ばっかり」


でもきっといい思い出になったんじゃないでしょうか。

湯守は源泉のパイプを掃除する仕事
源泉から温泉街まで8キロあり、温泉を届けるための掃除をしています。
パイプを通る源泉の温度は70度あり、黄色い湯花(硫黄成分が固まったもの)がびっしりとこびりついています。この湯花を取らないとパイプが詰まってしまいます
ロープに括りつけたお手製のステンレスたわしをパイプに2回通すとお湯が白くなって湯花が取れているのがよく分かります。
15か所の源泉があり、地中に10数本のパイプが通っており、その1本1本を4人で手作業で掃除します。
雪が積もると目印を頼りに穴を掘りパイプの掃除をしています。
この日はあばれる君もお手伝い、ロープを上手に回しながら引っ張っています。

ワタリ119、湯守にスカウト?
ワタリ119さん、足元が悪い場所で滑って腕が痛そうですが、自分で「大丈夫です!」と痛かったことをアピールしています。
湯守の方から「芸人辞めてこっちこい」と言われ「はい!」と返事をしていますがどういう事でしょう。

過酷な仕事で後継者がいない
4人のうち3人は70代です。
過酷な湯守の仕事を70代になっても続ける訳は、自分たちがいないと岳温泉はやっていけない、それを消さないようにやっている、本当にその一心で頑張っているのが伝わってきました。
知られていない仕事だけど、この番組をみてやってみたいという人がいればいいと話していました。

湯花のミルキー風呂で温泉に浸かる二人
掃除をしたときにだけできる湯花のミルキー風呂はとてもキレイな乳白色の温泉でした。
最後にあばれる君とワタリ119さんは温泉に入っています。
あばれる君「本当に福島の誇り。湯守の方、本当にありがとうございます。」
ワタリ119「オチなし!」

その様子にスタジオは爆笑でした。

★★★★★★★★★
岳温泉の湯守の仕事はものすごく過酷ですが、そのおかげで温泉街が存続できると思うと絶対に必要な仕事です。
今の湯守の方が元気なうちに後継者が出てきてくれることを祈ります。
あばれる君とワタリ119さんは性格的には全然違いますが、基本的に二人とも体育会系なので、その部分は通じるものがあるのかなという気がします。
ワタリ119さんは空気読めない系かもしれませんが、挨拶や礼儀はできている感じでしたね。またこのコンビが見たいです。

ナニコレ珍百景 毎週日曜夜7時~ テレビ朝日

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