2024年10月6日(日)の「ポツンと一軒家」は岩手県でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回のゲスト:三宅裕司さん、樋口日奈さん
三宅さんはポツンと暮らしは考えられないそうで、はっきりという姿が
面白かったです。
捜索隊が聞き込みしたポツンと一軒家情報
・ナカノさん夫婦(70代後半)
・元は3軒の集落だった
道を尋ねた人に行き方を聞いて出発しました。
言われていた通り、目指す家からかなり手前から砂利道になり、
スノーポールが見えました。
どうやら豪雪地帯のようです。
またクマ注意の看板も出てきて捜索隊は「いつ出てきてもおかしくない」「怖い」と口々に話していました。
しばらく走ると目指すポツンと一軒家が道なりに見えました。
今回お邪魔したポツンと一軒家情報
・ナカノさん夫婦(80代と70代)
・家以外にサイロやトラクター庫、農機具庫などたくさんの建物が建っている
・米農家と食用馬の畜産、冬は出稼ぎに出た
・主の結婚後は家族といられるよう酪農を始める
・道中に鶏舎(ブロイラー)があり、村が肉用鶏の輸送路を確保するため
除雪をしてくれる
山の中に住んだ経緯がすごかった
・明治初期、先祖がばくちに負け家を失い、山奥の土地を開墾し稲作農家になった
・主で7代目
主がちゃんと説明できるということは、先祖代々この話しっかりと受け継がれてきた
ってことなんでしょうね。
家の中に手押し井戸ポンプ(ガッチャンポンプ)がある
・生活水は井戸水
(93年前干ばつがあったので井戸を掘削した)
・井戸水を持ち帰る人もいる
・夏は冷たく冬は少し暖かく感じる
・野菜を一度洗ったり薪ストーブでお湯を作ったりする
ハンドルを動かすのは思いのほか力がいるようですが、二人ともすごく使いやすそうにしていました。
去年まで牛を飼っていた
・家の隣に牛小屋があった
・夫婦2人だけで世話をしていた
・去年まで牛を飼っていたのでまだ牛のにおいがする
まだ片付けをしていないと言っていましたが、長年牛と共に生活してきたので
牛の声が聞こえなくなりさみしいと話していました。
今は自分たちで食べる米を作っている
・水が冷たく日照が少ないので実りが早い早稲種の米を作っている
・雑草が稲を隠しカメムシがつくので雑草を刈る
(機械で刈ると稲まで刈るので手で刈る)
・機械で刈ってはぜ掛けをしている
・田植えは長男さんが行っている
田んぼはキレイに手入れされていて、カマをふるう手付きはさすがでした。
主は腰がかなり曲がっていますが、作業を行う手はとても早いです。
珍しい野菜を育てる
・自家用の野菜を育てている
・昔胡瓜、宿儺かぼちゃ、伯爵かぼちゃ、坊ちゃんかぼちゃ、雪化粧(かぼちゃ)を育てている
昔胡瓜
シベリア系在来種
江戸時代から栽培
爽やかな苦みがあり果肉はみずみずしい
「俺たちが小さいころは こういうきゅうりだけ」主
所さんは畑の手入れのよさに感心しきりでした。
野菜は夫婦二人ではとうてい食べきれないぐらいの量を作って子供や親せきに
おすそ分けしているそうです。
お昼ご飯をご馳走になる
・白米、お味噌汁
・昔胡瓜(皮をむいて一口大に切り、味噌と一緒に)
・茄子の砂糖味噌炒め(茄子の皮はむいて一度炒めておく)
・坊ちゃんかぼちゃの煮物
・麻婆夕顔
「お昼にしていいですか?」そういうと主の奥さんは捜索隊もお昼ご飯に
誘ってくれました。
テーブルいっぱいに野菜のおかずとご飯とお味噌汁を作ってくれました。
ご飯も炊いてあり、おかずもおおかた作ってあり、お味噌汁をものすごく手際よく
作ってくれました。
★★★★★★★★★★★★★★
主の奥さんは今まで生活に追われてきたから(牛を飼っていたので忙しかった)
これからは楽しみたいと話してくれたことが印象的でした。
あれだけの量の野菜に米作りをしているので、これからも毎日忙しいでしょうが、
それが楽しめるという二人はそろってものすごく働き者だなと思いました。
ポツンと一軒家 毎週日曜夜7時58分~ テレビ朝日
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