名探偵ポワロ 黄色いアイリス

名探偵ポワロ 黄色いアイリス ドラマ

2023年2月15日(水)の「名探偵ポワロ」は「黄色いアイリス」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

事件のあらすじ
ポワロの自宅マンションに届いた黄色いアイリスをミス・レモンが持ってきて、新聞を読んでたヘイスティングスがレストラン「ル・ジャルダン・デ・シーニュ」がオープンする広告を読むとポワロの顔が曇った。
2年前、ブエノスアイレスに滞在したポワロは「ル・ジャルダン・デ・シーニュ」で食事中近くのテーブルでアイリス・ラッセルが突然亡くなる事件に遭遇した。
事件を調べようとするも、現地の政治情勢が悪化し国外退去処分となり、事件は未解決のまま終わってしまった。

第2の事件が発生?
ロンドンにオープンしたレストラン「ル・ジャルダン・デ・シーニュ」で、今度はポーリンがアイリスと同様に乾杯の直後に亡くなった
同席したバートンの同僚のカーターの上着のポケットから毒物が発見される。

事件解決へのポイント
・カーターとアイリスの口論の理由
→カーターと夫のバートンが政府から出た補助金を使って政治家に賄賂を贈ったことを知ったから
・アイリスの妹ポーリンの財産
→アイリスの財産はポーリンに渡っており、その管理者は夫のバートンだった

ル・ジャルダン・デ・シーニュの一室で謎解きショー
犯人はアイリスの夫のバートン・ラッセルだった。
ブエノスアイレスでカーターと行った不正の口封じをするためと、アイリスの財産を使いこんでいたことを相続人であるポーリンにバレないようにするため、アイリスとポーリンを殺害した。
バートンはバンドが歌を歌う間照明が暗くなるのを利用して、ウエイターに扮し、アイリスとポーリンのグラスに毒を入れ、毒の入れ物をアイリスのバッグだったり、カーターの上着のポケットに入れた。
バートンはウエイターに扮するなんてできっこないと主張するが、その話の最中にコーヒーをサーブしたのが死んだはずのポーリンだったことを知ると言葉を失った。

ポワロに黄色いアイリスを届けたのは誰?
ポーリンです。
彼女は「私怖かったの、最初から分かっていたの」とポワロに助けを求めるサインとしてあの日、テーブルに飾られていた黄色いアイリスをポワロに届けたのでした。

ロンドンの「ル・ジャルダン・デ・シーニュ」で隣に座ったポワロとの会話
ポーリン「ポワロさん、私、怖いの」
ポワロ「大丈夫ですよ」
歌が始まり暗くなったとき、ポワロが小声でポーリンに何かささやきました。
(飲み物を飲んだふりをしろ、死んだふりをしろ)ポーリンはその通りにして命が助かりました。

【番外編①】ブエノスアイレスとロンドンの歌手の雰囲気
ブエノスアイレスでもロンドンでもレストラン「ル・ジャルダン・デ・シーニュ」で、ラッセルはバンドに同じ歌を歌わせます。
同じ曲を歌っていますが、歌手の声や雰囲気が違うので、聞きごたえがあります。
テーブルにいた人と同じようについついうっとりしてしまいました。

【番外編➁】人生初のフィッシュ&チップス

事件は解決したものの食事を取り損ね、ヘイスティングスにぶつぶつ言うポワロ。
そんなポワロをヘイスティングスは車でフィッシュ&チップスの屋台へ連れていきます。もう夜中だというのにお店は繁盛しています。
ヘイスティングスが差し出したフィッシュ&チップスのポテトをひとつつまんで食べると、もうそこから止まらなくなってしまうポワロでした。

★★★★★★★★★★★★★★
今回犯人はウエイターに扮して正々堂々と毒を盛っています。
そんなことができるのかと思いますが、ポーリンが話に夢中になっている一同にコーヒーを持って配っても誰も気が付きません。
ポーリンはそこそこ明るい場所でしたのでバレそうな感じもしますが・・・
ポーリンの婚約者のアンソニーはポーリンの遺産相続人ということでかなり怪しかったですが、違っていたんですね。
今回はレストランでの華やかな雰囲気とブエノスアイレスの喧騒が印象的なお話でした。

名探偵ポアロ 毎週水曜夜9時~ BSプレミアム

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