にっぽん百低山 横倉山 高知

にっぽん百低山 横倉山 高知 テレビ

2023年2月22日(水)の「にっぽん百低山」は「横倉山・高知」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

今回は類さんの出身である高知県、しかも最寄り駅の越知町の隣町が出身地でした。
仁淀川を渡っていきます、なんとなく懐かしんでいる様子ですね。

今回登る山横倉山よこぐらやま(標高800メートル)
今回のゲスト:市毛良枝さん(俳優)
今回のルート:カブト獄~杉原神社~横倉宮~安徳天皇御陵参考地~横倉山

登山口からいきなり急登・・・
今回の山はなかなか大変そうです。
登山道から見えるのはかなりの急登です。
150メートル以上の標高差を一気に登るそうです。
これ、市毛さんのような登山をこなしている人じゃないと厳しいんじゃないでしょうか。

岩場をよじ登りカブト嶽に到着
岩場には鎖がついていますが、本当に急すぎてびっくりします。
ここ初心者は無理ですね。
遠目で見ると、類さんと市毛さんが岩によじ登っているのがよく分かります。
登り切ったところで景色に感動する余裕がある二人はさすがですね。

稜線も怖い・・・
なだらかな稜線といいますが、上から見ると怖いぐらいの細い稜線です。
でも歩いている類さんたちの映像を見ると、登山道の周りを木が取り囲んでいるので、普通の道っぽく見えます。

かなり複雑な地質を持つ横倉山
ガイドの人曰く、この山にある石灰岩は日本で一番古い石灰岩なんだそうです。
海が由来の地層ということで海にいた生物の化石もたくさん見つかっています。
また四国山地は複雑な地層・地形が重なり合っていて、その一番複雑な部分が横倉山の辺りを通っているそうです。
この山に育てられたとされるのが、日本の植物学の父と呼ばれる牧野富太郎でした。
『ここ(横倉山)が私の先生だ』と言っていたそうです。
写真の笑顔が素敵な人ですね。
類さんは牧野先生のお弟子さんに課外授業で指導を受けたそうです。

平安時代創建の杉原神社
古来から修験の山として親しまれてきたそうです。
山中とは思えない立派な神社でした。
また平家の落人を祀った「平家之宮」もありました。
この地に落人が隠れ住んだという伝説があるそうです。
山中にある小さな石積みはそういった人のお墓とも言われています。
香川の屋島の戦いで敗れた平家が横倉山までたどり着き、安徳天皇も一緒だったという言い伝えがあります。
地元ではこの地で安徳天皇は生き延びたと信じられています。
安徳天皇を祀られている横倉宮もあります。
そういう話、聞いた事がなかったので驚きです。

いきなり走り出す類さん
安徳帝行在所跡」という看板を見て、走って傾斜を登っていきます。
類さんの体力ってすごいですね!
その場所は確かに平地になっているので、屋敷があってもおかしくない様子でした。
周囲には落人達の墓が点在しているそうです。
類さんの疑問は解消されたようで、要はどこに住んでいたんだろうと思っていたそうです。
類さん「なんかね、魂が呼んでましたね」。

石段の上に安徳天皇のお墓が・・・
安徳天皇御陵参考地(鞠ケ奈呂まりげなろ陵墓)は山の上とは思えないきちんとしたものでした。
安徳天皇はこの地で23歳まで生きられたとされています。
類さんは幼いころから、この言い伝えを信じてきたそうです。
確かにロマンがありますね。

いきなり山頂に到着
なだらかな道を少し登っていると急に山頂に到着しました。
最後もっと登るのかと思っていたので、ちょっと拍子抜けです。
二人とも涼しい顔をして景色の感想を言ってるのがすごいです。
類さんはその絶景にかなり感動していました。

下山の後のお楽しみ:類さんが子どものころから足繁く通った食堂
ビールと仁淀川でとれたアマゴの塩焼きおでんもテーブルにありました。

今日の一句:落人の 蹴鞠木霊けまりこだます 遠霞とおがすみ  吉田類

にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合

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