2023年3月15日(水)の「にっぽん百低山」は「先山・兵庫」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
淡路島にはいくつも山がありますが、神話で日本最初の山と言われる先山に登ります。
ゲストのキムラ緑子さんは淡路島出身で、先山を登って遊んでいたそうです。
山頂までは近くはないので、なかなかの体力ですね!
今回登る山:先山(標高448メートル)
今回のゲスト:キムラ緑子さん(俳優)
今回のルート:雑木林~不動明王の石仏~岩戸神社~千光寺~山頂
ほうきや熊手がオブジェのように置かれている
なだらかな山道を歩いていると、道の両脇にほうきや熊手が置いてありました、すると山道の端に落ち葉が集められていて、掃除をしている人を発見しました。
なんでも20年前台風で山道が荒れてから、地元の方が掃除をするようになったそうで、その道具が置かれていたのでした。
ありがたいですね。
山の守護神、不動明王の石仏
この先山はかつては修験道だったということもあり、小さな不動明王の石仏がいくつかありました。
キムラさんは石仏があったこと自体覚えていないそうで、不動明王と言ったことがないと話していました。
案外、そんなものかもしれませんね。
山道脇に岩戸神社の鳥居を見つける
今回はいつもに比べれば普通の山道だとは思いますが、それでも登るにつれて傾斜はきつくなってきました。
岩戸神社の鳥居は小さいですが、とても古いものに見えます。
細い道があり、その先に8メートルの高さの巨岩が現れました。その岩は割れていて、その間にアマテラスオオミカミが隠れた岩戸であると言い伝えがあります。
ちょっと神秘的な雰囲気がありました。
山頂に建つ立派な先山千光寺
石段が続いた先に立派な建物がありました。
創建901年だそうです。すごいですね。
これが山頂にあるとはちょっとびっくりです。
類さんは階段だといつも足早になる気がします。今回も超早かったです。
お寺の中には神社があり、二柱大御神=イザナギとイザナミが祭っていました。
神様を祭るという信仰が最初にあって、その後にお寺ができたそうです。
お寺の奥に金毘羅大権現が祭ってある
金毘羅さんは海上安全の神様で、この先山は瀬戸内海のどこからも見えるということで海上の目印となっていました。
類さん曰く、淡路島全体が国生みの島だった中で、先山は目立つ山だったということが重要なのではないかと話していました。
今回の山頂からの景色はいつもとは違い、石段の上から眺めた景色でした。
ふもとの洲本市や紀伊水道など色んな場所が一望できる絶景でした。
下山の後のお楽しみ:店名は読めず・・・
淡路島の地酒で乾杯し、淡路島名産の玉ねぎを蒸してカツオ節をかけて出汁しょうゆ?がかかっているようです。
柔らかそうで美味しそうですね。
類さんの一句 遠山の 淡く霞みて 神の業 吉田類
にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合
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