にっぽん百低山 大岳山 東京

にっぽん百低山 大岳山 東京 テレビ

2023年5月31日(水)のにっぽん百低山大岳山・東京でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。


撮影は4月上旬だそうです。ちょっと暖かそうにみえます。
最寄り駅はJR御嶽駅です。すごくキレイな駅ですね。

今回登る山大岳山おおだけさん(標高1266メートル)
今回のゲスト:倉嶋紀和子さん(雑誌編集者、ライター)
今回のルート:ロープーウェイ山頂の駅~武蔵御嶽神社~ロックガーデン~綾広の滝~大嶽神社~大岳山


今回のゲストの倉嶋さんは類さんとは10年来の飲み友達で酒場雑誌の編集長をしていたそうです。登山とは縁のない生活を送っていたそうですが、高野山に登ったらすごく気持ちがよかったことと、そのあとのお酒が格別に美味しかったそうで、それ以来はまってしまったそうです。
しかし今回の山はなかなか高いのでちょっときついんじゃないでしょうか。

武蔵御嶽神社の狛犬は日本オオカミ
武蔵御嶽神社の狛犬は「お犬様」と呼ばれ日本オオカミなのだそうです。
日本オオカミは江戸時代、豊作の神として崇められました。
すごく筋骨隆々で足が長く普通の狛犬とは様子が全然違います。

この神社は徳川家康が大事にした神社で、それまで鎌倉のほうを向いていた社殿を江戸城に向けて建て直したそうです。
その理由は奥多摩で取れる木材や石灰が江戸の町づくりに欠かせないものだったため、この神社を作り替えることで江戸と奥多摩の結びつきを深めたいと考えました。

急な下りに思わず言葉少なに・・・
その後急激に下りの道になりました。いきなり下るというのも難しそうです。類さんも口数が減ってしまいます。
ようやく下りが終わると今度は清流が流れています。今日は景色がどんどん変わります。ここがロックガーデンだそうです。
およそ1キロ、美しい渓谷沿いの道が続きます。
二人も感動していますが、本当に苔の黄緑色が美しいです。

綾広の滝は圧巻!
かつてこの一帯は山岳修行の道場だったそうで、綾広の滝は修験者たちの禊の場だったそうです。岩の間から水が流れ落ちるさまは大迫力です。
キレイに整えられているのも神聖な場所だった証だと思います。

今度は岩場を登るハードな山道
ロックガーデンを抜けると、今度はチェーンを頼りに岩場をよじ登るような道になりました。倉嶋さんにはなかなか大変な道のりです。
すると類さんが掛け声をかけると元気が出るんですよと言い「六根清浄!」と言いました。これどういう意味でしょう。
気になったので調べてみました。

六根清浄 仏教用語のひとつ。人間に具わった六根を清らかにすること。六根とは人間の知覚である、眼、耳、鼻、舌、身、意(心)のこと。


鳥居の先にひっそり佇む大嶽神社
この大嶽神社徳川家によって大切に保護されていたそうです。
それはこの山が修験者が修行に励む山であり、家康の時代にはまだ本当の敵か味方か分からない西国大名に対して彼らが裏切らないよう祈祷をしていた記録が残っているそうです。家康はこの山の力に期待していたということだそうです。
また神社の前にはかわいい石像があり、これもオオカミのようですが、最初にみたものとだいぶん趣が違ってかわいいです。倉嶋さんも盛んに「かわいい」と言っていました。

最後はものすごい急登を行く
木の根を階段のようにして登っていきます。木も生えていますが岩もあり、特徴的な形をした山頂ですが、登っている時はもうよく分かりませんでした。
山頂には他にも人が見えましたが、とにかくハードな登山でした。
倉嶋さん、嬉しそうです。
山頂からの景色は奥多摩の山々が連なって見えるので、とにかく山深いという感じです。

登山のあとのお楽しみ:長尾茶屋(武蔵御嶽神社からすぐそばの茶屋)
今日は類さん行きつけの茶屋?のようで、店主さんはソムリエということで、茶屋ですが、ワインをいただきます。(このお店見たことがありますね、類さんの他の番組で)
今回のワインはスペインファンヒルクアトロだそうです、あとは生ハムもでてました。ちゃんと店主がサーバーしてくれます。
今回は奥多摩感はなくて、酒場放浪記感が出てましたが、楽しそうなのでOKですね。

類さんの一句 山尊し 残る桜の ワインかな 吉田類

★★★★★★★★★
今回のゲストは類さんと長い付き合いということもあって、類さんもいつもよりリラックスしているようにも見えました。倉嶋さんはちゃんとトレーニングしているそうで、しんどそうながらもちゃんと登っていたのですごいなと思いました。
最後のワインは酒豪の2人ならではで見ていて楽しかったです。

にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合

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