2023年10月28日(土)の「ブラタモリ」は
「美の極み・錦帯橋~錦帯橋にはなぜ世界唯一の美しさがある?~」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
オープニングはいきなり錦帯橋の前からでした。
タモリさんは中学校の修学旅行でこの地を訪れたことがあるそうですが、
うっすら覚えているだけだそうで、
「中学時代って(橋に)何の興味もない」とバッサリでした。
今回のタモテバコ:錦帯橋にはなぜ世界唯一の美しさがある?
今回の案内人
・岩国徴古館 副館長 松岡智訓さん
・大工 沖川公彦さん
今回のルート
①錦帯橋
➁錦帯橋すぐ近くの住宅街
➂岩国城
④錦帯橋すぐ近くの河原
⑤錦帯橋を川から船で見る
⑥錦帯橋の橋を組む体験ができる施設
⑦錦帯橋
錦帯橋
・この規模のアーチ構造は世界でひとつ
・江戸時代の1673年につくられ、今年で350年
・江戸時代から浮世絵に登場するほど人気の観光スポット
橋が架けられた理由を探る!
・錦帯橋は武士たちが城へ行く通勤ルート
Q、城の防御を固めるなら対岸に住む必要はないが、なぜそうしなかった?
A、城側に平地が少なく、対岸側に武士や商人の住む町を広げた
→町が川で分断されるため橋が必要になる
岩国城はなぜ山の上につくられたか?
・1608年に築城の山城(江戸時代に戦いを意識して作られた山城は少ない)
・初代岩国領主は吉川広家で関ケ原の戦いで東軍に内通し、
毛利の領土保全の密約を結ぶ
・しかし関ヶ原の戦い以降は2国(周防、長門)に減らされた
・吉川は毛利から岩国を任される
・隣の安芸には東軍の主力だった福島正則が入る
→時代はまだ混沌としていたことから吉川広家は山城を作る
・山の周りを川が巡っていて防御に優れている
・瀬戸内海まで見通すことができる
・山陽道を見通すことができる
→防衛拠点に適している
➡しかし1615年に出された一国一城令のため7年で取り壊される
タモリさん「気の毒~!吉川だけで一時間いけますね」
吉川家3代に渡る橋づくり
・錦帯橋を作る前、何度も橋は流された
・川幅が狭く雨が降ると水量が一気に上昇し洪水が起こりやすい暴れ川だった
→洪水で流されない頑丈な橋を目指す
・石を利用し、橋脚の形を船のようにして水圧に負けない頑丈なもの
・川幅が広いので受ける水圧を減らすため橋脚の数を減らし、
石では難しく木で橋を作った
・短い木をずらしながら中央でくっつけた構造(江戸時代の技術で強度は高い)
➡吉川家と技術者が試行錯誤を続けた結果美しい橋が架かった
・錦帯橋は点検・補修を繰り返し『人が歩く橋』として維持されている
タモリさんの衣装
・赤と紺系のチェックのシャツ
・ベージュのチノパン
・茶系のベルト
・紺系の靴
今回のランチ:ランチの写真はありませんでした。
★★★★★★★★★★★★
今回は錦帯橋にフォーカスしていました。
タモリさんが言うように、吉川家と岩国城にフォーカスして
番組を作ったのを見てみたいです。
日中すごくお天気がよかったのに、最後すごい雨でびっくりしました。
でもそこにツッコミながらまとめるタモリさんはさすがですね。
美しい錦帯橋を守るために職人さんへの技術の継承を応援したいです。
ブラタモリ 毎週土曜夜7時半~ NHK総合
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