2023年10月29日(日)の「ポツンと一軒家」は北海道でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回のゲスト:竹野内豊さん、逢沢りなさん
所さんも林先生も竹野内さんのかっこよさに感心していますねー。
竹野内さんが人里離れた場所に住んでいたら、
所さんが言うように確かに周りがほっとかなさそうです。
逢沢さん、眼鏡がお似合いですね。
捜索隊が聞き込みしたポツンと一軒家情報(その①)
・セイカ湖のそばにある艇庫
最初に道を聞いた人がこの辺りに詳しいという人を紹介してくれました。
90代の地元に詳しい方に道を聞くと海だと思った場所は湖だと教えてくれました。
息子さん夫婦が案内してくれましたが、どうも建物の形状が違うようです。
ご夫婦とは別れ、道中にあった晩成温泉に聞き込みをすることにしました。
捜索隊が聞き込みしたポツンと一軒家情報(その➁)
・ナカムラさん(50代)
・漁師さんの作業小屋
・ワカサギやエビを獲って佃煮にしている
・巨大な沼のほとり
晩成温泉に来ていた漁師さんが直接ポツンと一軒家の主に連絡し
本人が来てくれました。
ご本人の案内で現地に向かうことになりました。
すると途中から未舗装路になり傾斜も急になりました。
途中路面に大きな亀裂があったり、道の真ん中に生えた草が車体の下を擦ったり、
もう完全に先導してくれたナカムラさんからは置いていかれてしまいました。
今回お邪魔したポツンと一軒家情報
・ナカムラさん(50代)
・土地は帯広建設部が所管で許可を得て建物を建てている
・住居ではなく番屋(漁師小屋)
・場所は大きな沼の畔
漁師の仕事を亡父から継承
・父親が現在の作業小屋に建て替えた
・薪は流木を利用し暖をとるのに利用している
・この沼での漁業許可はナカムラさん1軒だけ
・ワカサギ漁のシーズンは秋から冬
・かつては季節ごとに海と沼で漁業をしていたが鮭がとれなくなり、佃煮屋を始めた
・父親はエビ漁の際水難事故で亡くなった
・12月末から3月まで沼が凍り、交通止めになるため漁をしない
湖じゃなく沼
・真っすぐ伸びた砂洲で仕切られた一周30キロもある大きな沼
・最大水深3.5メートルで水底には水草が生えている
湖と沼の明確な定義はない
湖 水深5メートル以上
沼 水深5メートル以下
・大雨が降ると砂洲が決壊して水が少なくなり沼が小さくなる
ワカサギ漁から佃煮の工程まで
・ワカサギの卵を絞ったものと買い足しした卵を沼に放流している
・早朝5時に定置網漁でワカサギを獲る
・ウグイなど売れない魚を鳥の餌場として沼の中につくった囲いに入れておく
(ワカサギを食べてしまう)
・自宅の隣の作業場でワカサギを大きさ別に選別し、佃煮を作る
・ワカサギは300g1600円、エビは300g1700円で販売
(エビは獲れる量が少なく希少)
・週末に直売所で売ったり電話で受注してる
捜索隊がワカサギの佃煮を試食
飴色に輝いた出来立ての佃煮を試食させてもらうことになりました。
ご飯がすすみそうな味付けですごく美味しそうでした。
出来立てが食べられるなんて貴重な体験です。
主は異常気象で漁獲量が不安定なため息子さんたちに漁業をやれとは言えないと
話してくれました。
自分の好きなことをしてくれたらいいといいます。
でもきっと主は父親から引き継いだこの場所のことを
すごく大事に思っているんだと思いました。
★★★★★★★★★★★★
今回は海沿いに砂洲が伸び、手前に湖で遠くに海が広がるという、
とても珍しい景色を見る事ができました。
主が漁場にしている沼もとても大きくて、この場所を一人で漁ができるのは
特別なことだなと思いました。
獲れていた魚がどんどん獲れなくなる中で、
今獲れるお金にならない魚にスポットが当たったり、
何か海の別の恵みがあったらと切に願いました。
これからもこの場所を主に守っていってほしいです。
ポツンと一軒家 毎週日曜夜7時58分~ テレビ朝日
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