歴史探偵 どうする家康

歴史探偵 どうする家康 テレビ

2022年1月1日(日)の「歴史探偵」「どうする家康コラボSP」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

今回は元旦に放送ということと、大河ドラマ「どうする家康」とのコラボレーションということで、セットがいつもより豪華です。
所長の佐藤二朗さんが、スタッフさんがいつもの4倍いるというと、着物をきた副所長の渡邊アナも笑っていました。
徳川家康役の松本潤さんと徳川四天王の一人、榊原康政役の杉野遥亮さんが登場しました。

戦国時代、家康といえどひとつ選択を間違えば死んでいたことでしょう。
ターニングポイントとなった出来事は3つあるそうです。
<どうする?①>家康22歳 家臣の裏切り
<どうする?➁>家康31歳 最強武将との戦い
<どうする?➂>家康44歳 命をかけた大脱出

最初のどうするは三河一向一揆
19歳で三河に戻った家康は今川と戦いを始めると、戦費が不足します。
そこで寺内町(寺院を中心に形成された町で税の取り立てが免除されていた)から兵糧を徴収すると、一向一揆をおこされました。
しかも本田正信をはじめとした家臣が一揆側につきました。
これは信仰心が強いことが理由でした。

<家康の選んだ選択>
家康は出陣し自ら最前線に立ちました。すると相手が逃げ、家康がいなくなると戦うということが起こりました。
信仰心からとはいえ、主君と戦うことを逡巡する武士も多かったようです。
家康は一揆側についた家臣を許しました。

「どうする家康」大河ドラマに潜入捜査
家康が暮らした岡崎城の絵はとても精巧にできています。
家臣たちの家は質素で、岡崎城は石垣ではなく土手を高く積んだ上に築かれました。
質実剛健であった家康を体現した場所になっています。

二度目のどうするは甲斐の虎、武田信玄との戦い
武田軍はリサーチ力がすごく、家康の領地を事前に隅々まで調べ上げていました。
三方ヶ原の戦いの通説では信玄の挑発に乗った家康が浜松城から出陣、徳川軍は武田軍に大敗しました。
武田軍は家康の居城ではなく浜名湖に言われており、居城を移したばかりの家康は三河から船で物資を浜松に運んでいました。
武田軍に浜名湖を抑えられると籠城も難しくなります。どうする家康?

<家康が選んだ選択>
浜松城の生命線を守るために家康は勝ち目のない戦をするよりありませんでした。
大敗を喫した家康の家臣は1000人を超えるとされます。

最後のどうするは伊賀越え
本能寺の変が起こった時、家康は信長に招かれで堺を観光見物を楽しんでいました。
家康の供はわずか34人。家康は敵に見つからずに伊賀を超えて三河に一刻も早く帰らなくてはなりません。(伊賀越え)

【従来のルート】堺~伊賀~伊勢~船で三河
【第二のルート】堺~甲賀~伊勢~船で三河

※伊賀越えのルートは他にも説がある

本能寺の変の前年に信長は伊賀を攻め住民3万を虐殺したとされ、伊賀を避けたと考えられます。
甲賀で道案内をしたとされるのが堺で家康の観光案内を務めた長谷川秀一です。
長谷川秀一は領主と顔がよく通じており、家康が通ったのは織田家と縁のある武将の領地でした。伊賀の領地である柘植を通るときは和田氏が人質(案内人)を出してくれたおかげで無事通過することができました。
4日間、34人全員で三河に戻ることができました。

★★★★★★★★★★
松本潤さんも杉野遥亮さんもものすごく真剣にVTRを見ていたのが印象的でした。
当たり前ですが大河ドラマに出演するにあたって、ものすごく勉強されるんでしょうね。
大河では伊賀越えがどのように描かれるのか楽しみです。

歴史探偵 毎週水曜夜10時~ NHK総合

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