2024年10月4日(金)の「にっぽん百低山」は「岩櫃山・群馬」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
初回放送日:2022年10月26日
撮影時期:2021年10月
今回登る山:岩櫃山(標高802メートル)
今回のゲスト:村井美樹さん(俳優)
今回のルート:登山口~沢沿いの道~本丸跡~潜龍院跡~鷹ノ巣岩陰遺跡~山頂
今回は真田氏ゆかりの地。
難攻不落の巨大な山城と言われ、低山とは思えない険しい道があります。
真田家がめぐらせた恐るべき秘密とは一体どんなものでしょうか。
今回は類さんのウエアがちょっと明るめでいいですね。
数年前の映像ですが、撮影時期が10月なのにすごく天気がよさそうです。
まずは不動滝を見る
落差20メートルある不動滝は岩櫃山を水源としています。
とても近くまで見ることができ、岩の間を落ちていきます。
岩は大きく垂直に伸びていて岩櫃山の険しさを感じます。
登山口からの道は素人にはわかりにくいかも
入り口こそ看板もあってわかりやすかったのですが、山に入るとなだらかな道が
続きますが、森が深く道もすごく整備されているわけではないので、
素人にはちょっと心配になりそうな感じです。
標識は山道沿いにもありますが、道がうっそうとしていて怖いです。。。
村井さんのいうように道の片側は傾斜がとてもきつく、ずっと上まで
見上げることができます。
岩櫃城はとても大きい城だった
岩櫃山にある岩櫃城は真田幸村の父、真田昌幸の居城でした。
天然の要害ともいわれている城で城郭は南北を流れる自然の川を掘として利用し、
背後にそびえる岩櫃山を天然の砦として利用していました。
本丸の山すそに築かれた城郭は東京ドーム30個分という巨大なものでした。
その中に城下町まで含んでいたそうです。
登山道が堀の跡
とても細い登山道は空堀の後を利用して作られていました。
でも昔は今より2メートルほども深く掘られていたそうです。
岩櫃城には水のない空堀が60以上も作られていました。
類さんたちがその中でも一番大きな堀の中に立つとその大きさがよくわかりました。
潜龍院跡は岩櫃山が一望できる絶景スポット
高低差がある山道を抜けると平らで開けた場所に出てきました。
ここから山を見ると岩櫃山の荒々しい岩肌もよく見えました。
およそ600万年前の火山活動で生まれた山が風雨に浸食されてできたそうです。
類さんたちが訪れた時期、この場所には彼岸花がたくさん咲いていてきれいでした。
この場所は武田勝頼を迎えるために作られた場所でした。
歴史にもしはないですが、もしここまでたどり着いていたらと思ってしまいました。
最後の山道が険しい
潜龍院跡に別れをつげ山頂を目指しますが、手をついて上がらないといけないほどの
道でした。
どれが山道が素人にはよくわかりません。
そのうち鎖場が現れ、何本もの鎖が連なっています。
類さんが「晴れててよかった」というように、雨が降っていたら大変なこと
間違いなしです。
しかも山頂は岩の上で、木などがからみつくように生えています。
最後はものすごく急でこれは怖いです。
山頂への道はほぼ垂直
岩登りをするのは冒頭の村井さんの言葉で知ってはいましたが、
ほぼ垂直な岩肌に鎖がつけてあって、岩に足をかけ鎖を持って上がるという
すごい岩登りでした。
これは山登りが趣味の村井さんでもかなり驚いたようです。
山頂へは最後はしごをのぼります。
その後ろに山頂の看板が立っているところが一番高い場所でそこまで登ると
ものすごい景色が広がっていました。
ドローンの景色もいつも以上に絶景です。
下山の後のお楽しみ:店名わからず
お酒は何か紹介がありませんでしたが、なんとなく日本酒のような気がします。
今回は上州うどんに猪汁など地元の食材(てんぷらや豆腐?)などたくさんの
お料理が並びました。
二人とも岩櫃山の絶景に感動したと話していました。
今日の一句 鎖場の 背骨攀じりて 天高し 吉田類
★★★★★★★★★★★★★★
今回は真田氏ゆかりの山ということで、お城の話も知れて楽しかったです。
また思った以上に登りがいがある山で、最後は怖いぐらいの岩登りも
見どころがありました。
ただ登山未経験者は辞めた方がいいかなと思います。
そういう山はテレビで見て楽しむのがいいですね。
にっぽん百低山 毎週金曜午後5時半~ NHK-BS
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