刑事コロンボ 第37話 さらば提督
今回は犯人が最後まで分からないというコロンボさんとしてはとても珍しい作品でした。
あまりにいつもと違うので食い入るように見てしまいました。
それ以外にも色々いつもと違うんです。
まずコロンボさんのそばにクレイマー刑事がいるんですね。
あと新人の刑事さん。
この二人のどちらかがコロンボさんと行動を共にするんですが、その掛け合いが面白い。
沿岸警備隊と話しをするだけなのにあんなに船に乗る必要あるか？
しかもコロンボさんの後をぞろぞろついていって。
他にも新人刑事さんがコロンボさんの車を運転するシーンもおかしかったー。
あれはマジでエンスト？してたんじゃないか？
みんなの頭ががくがく揺れてたし。
あとしゃべるときの距離が近すぎ。
でも一番面白かったのが、今回も登場のロバート・ボーン。
今回は犯人だと思ったら遺体を遺棄しただけだったんだけど、まあそのチャーリーにコロンボさんがやたらべたべたくっつく。
車も前に3人乗って、キュウキュウになったり。
やたら肩を抱くし。
椅子に座るときも膝に乗るんじゃないかってぐらい近いし。
それに対してチャーリーはなすがまま。
もう・・・面白すぎです。
しかし一番びっくりしたのが、チャーリーが殺害犯じゃないどころか途中で死んだ！
しかも死んだって分かりにくい。
倒れてる映像が一瞬出ただけなんです。
え！この人が犯人じゃないの？
本当に死んだの？
もう途中から混乱しだしました。
そしたらコロンボさんが関係者を提督の部屋に招いて謎解きを始めるんです。
なにこれポアロ的な。
そのうえクレイマー刑事と新人刑事の二人で事件の概要などを話し始める。
いやーもう本当に今回は何もかも違います。
犯人も意外だったけど、一番なるほどと思ったのが殺人犯と遺体を遺棄した人間が違うってこと。
そうなのね、それはすごいな。
なんというか、コロンボらしさは全くなかったですが、これはこれで楽しかったです。
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