２０２２年９月７日（水）の「名探偵ポワロ」は「コーンワルの毒殺事件」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回はヘイスティングスが瞑想したり、インド料理にハマっていたり、米で育ったと発言したり、実際カレーを食べるシーンを見たかったですね。
今回の事件の経緯
ポワロを訪ねて来たペンゲリー夫人は夫に毒を盛られているのではと相談する。
翌日ポワロとヘイスティングスが女性の住む町に向かうとすでに女性は亡くなっていた。
主治医と姪と姪の婚約者であるラドナーなど関係者と会い、町を離れた際にポワロは夫はそのうち逮捕されるが、それを救うのが自分の仕事だと話した。
ポワロが気づいた事件のポイント
・ペンゲリー夫人が姪と姪のラドナーの関係について強く否定したこと
・姪はペンゲリー夫人がラドナーに夢中だったと言ったこと
・ペンゲリー夫人がしっかりした人物であったこと
ポワロは最初からペンゲリーが逮捕されることを予言していました。
それは歯科医であるペンゲリーが助手の若くて美しい女性と噂になっており、メイドは夫が妻の食事を用意しているときに除草剤の缶を持っていたと言うことから「民の声」で逮捕は免れないと考えます。
ポワロが仕掛けた事件解決のための罠
２４時間の猶予を与える代わりに夫人殺害についての自白書にサインをするよう取引を持ち掛ける
→ラドナーが犯行を犯した物的証拠が何もなかったため、自白させる必要があった
→ヘイスティングスのとっさの機転もあり、追い詰められたラドナーは自白書にサインした
犯人はラドナーでした。
動機はペンゲリー家の財産でした。
姪のフリーダと婚約していましたが、お金持ちのペンゲリー夫妻からのお小遣いはわずかで夫人が亡くなったとしても信託財産ですぐに使うことができなかったからです。
夫人に言い寄り、夫が毒を持っていると吹き込み、少しづつ夫人の食事に毒を入れて夫人を信じさせ、最後に致死量の毒を入れて殺害しました。
【番外編その①】ヘイスティングスがカレーにハマる
冒頭のシーンで腹式呼吸をして精神統一を図っていました。
インド料理でカレーにハマっているようですが、ポワロはからかっています。
米で育ったと豪語するヘイスティングスにポワロはそれで今の体調はどうなんだと切り替えしています。
ヘイスティングスはお腹の調子が悪いようです。（カレーが合わない？）
【番外編その➁】事件の真相を最後に知るジャップ警部
単純な事件だと思っていたジャップ警部でしたが、ポワロから夫ではないと言われ困惑していました。
パブでサンドイッチを食べてリラックスしているところをポワロとヘイスティングスがお邪魔するとすごく嫌そうな顔をしていました。
ラストシーンで部下に真相を知らされ怒る姿がかわいいですね。
今回はポワロの灰色の脳細胞は冴えまくってて、一回目の訪問の時から犯人はラドナーだと考えていました。
ポワロが気軽な口調でラドナーをホテルに呼んで、ぶつぶつ言いながら書類を書いていても自白書を書いているとは思いませんでした。
今回はポワロが完勝といった感じの事件でしたね。
名探偵ポワロ 毎週水曜夜９時～ BSプレミアム
見逃した方は今なら３１日間無料体験。
