日本人のおなまえ 名字

日本人のおなまえ 名字 テレビ

2021年6月10日(木)の「日本人のおなまえ」はとっても面白かったです。
今回は日本の名字の境目はどこだというものでした。
これは名字研究家の森岡浩先生が監修したそうです。
なんでもこのお題、5年ぐらい温めていたとか。

日本人のおなまえ 毎週木曜夜7時57分 NHK総合

北は富山と新潟で名字の東西が分かれるようです。
この辺りには親不知・子不知(おやしらず・こしらず)という海岸線があるそうです。
新潟と富山の県境はとても山深いところです。
そして海岸線も断崖絶壁で昔から交通の難所といわれたところでした。
そんな地形だったので、お互いの交流がなかったそうです。
ちなみに今でもあまりないようです。
富山は西日本に代表される名字がベスト5に入ってくるのに対して、新潟だと東日本に代表される名字がベスト5に入ってくるのでした。

次は岐阜県の関ケ原町と垂井町でワケメがあるそうです。
関ケ原といえば天下分け目の関ケ原ですが、ここは昔から交通の要所で色んなエリアの方が行き来していたそうです。
関西方面からきた商人が住んで関ケ原は関西の名字や話し方があるそうです。
一方関ケ原町の隣にある垂井町は関東の名字、関東の話し方をするそうです。
歴史が町を作るんですね。

太平洋側にくると、森岡先生曰くちょっとはっきりしないようです。
でも三重県でワケメの気配を感じるところがあるようです。
それは津市と松阪市の間にある雲出川にあるようです。
この川で両市はくっきり分かれているわけではありませんが、この辺り歴史的にこの川の両側で支配下が異なることがよくあったそうです。
ということで、この辺りで東西を感じることができるようでした。
なるほど、そうだったんですね。

今回の「日本人のおなまえ」はとても勉強になりました。
森岡先生もいつにもまして楽しそうでした。

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