2021年8月16日（月）の「ウチ、断捨離しました！」は前回の後編でした。
前回、自分の荷物はほぼ断捨離しなかったお母さんですが、後半が始まっても断捨離が始まる様子がありません。
断捨離しているのはお父さんの荷物で、これはこれでたくさん捨てるものがあったので、それなりに家はすっきりしてきました。
しかしお母さんは捨てません。
お財布がたくさん出てきたのですが、その全部の財布にお金が入っている状態でした。
全部出して計算すると50万もありました。
お母さんの母の教えで財布にはお金を入れておくといい、というものだったそうですが、これだけお金が出てくるということはお金の管理がどうなっているのか心配になりました。
しかもそのたくさんある財布をほとんど断捨離しなかったみたいです。
本人曰く捨てることはないっていうことのようです。
これがどこまでも続いて、洋服もどうしても日焼けしてしまったり汚れてしまったりしたものを捨てただけでした。
ひとつ家具が空っぽになったので、それを処分しようとしたら息子さんと意見が対立しました。
お母さんは頑として譲らず、空気が気まずくなっても譲りません。
息子さんはその家具が「高かったから」というお母さんに、ではそうでないならいいのか、これじゃないならいいのかと言い、結局最初に断捨離したもののお母さんが戻した家具を解体して捨てました。
今まで息子さんと喧嘩ひとつしてこなかったそうで、息子さんのこの態度にお母さんはかなり衝撃を受けたようです。
息子さんが帰っていくと、ご主人に息子に嫌われたとぼやいていましたが、じゃあそこまでどうして息子さんが断捨離についていうのかが響いているのかというとなんだか微妙な感じでした。
結局それなりに片付けたところで一か月となり、やましたさんがお宅に来ました。
やましたさんの「みんなお母さんのことを思っている」という言葉に涙したお母さんでしたが、断捨離についてどこまでやるのかは、ちょっとなんともいえませんでした。
本人のもったいないという価値観はなかなか揺らがないのかなと思いました。
もう少し引いて考えれば家のスペースに対してモノが多すぎて地震があったら大変なことになるからという息子さんの言葉でもっと気づいていいことがありそうでした。
ウチ、断捨離しました！ 毎週月曜夜8時～ BS朝日
