2022年11月20日(日)の「ポツンと一軒家」は宮崎県でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回は宮崎県ですが、熊本との県境に近い場所ということでかなりの山奥です。
衛星写真でみると、建物は大きくて3棟見えます。
今回のゲスト:勝俣州和さん、久間田琳加さん
勝俣さんは将来的には移住しようと奥さんと相談しているそうで、温泉があって海が見えるところを捜しているそうです。
なんだかいいですね。
捜索隊が聞き込みをしたポツンと一軒家情報
・2軒続きで同じナスさん
・親戚ではない
・女性が1軒につき1人、二人の女性が住んでいる
最初に道を尋ねた方が最初教えてくれた80代の椎茸農家という情報があったのですが、その方も自信がなかったようで、公民館長と区長さんをしているお父さんに確認したところ、違う家ということが判明し、道案内もしてくれることになりました。
80代のお宅は今回のお宅からまた3キロ先にあり、奥さんが足のケガで入院中ということで訪問は控えたそうです。
でも、これいつか行くんじゃないでしょうか。
道は途中から勾配がきつくなって、しかもガードレールもなく、その日は雨が降っていたので、捜索隊も恐々運転していました。
どこまで行くんだと思っていたら先導の車が停車し、家が見えました。
今回のポツンと一軒家情報
・ナスさん88歳とナスさん81歳
・家別れで二軒となりあって家を建て現在も親戚ではある
<88歳のナスさんの情報>
・嫁いできた家
・農家をしていた
・長女が車で2時間かけて様子を見に来る
神棚に収められた神楽面
荒神様(家の安全を守る神様)と呼ばれるお面で、この地方に伝わる「夜神楽」で舞を舞うそうですが、20年ほど前に辞めてしまったそうです。
毎年11月にナス家に集まって夕方から明け方まで夜通し神楽を舞ったそうで、荒神様のお面はご主人がつけていたそうです。
<81歳のナスさんの情報>
・母親の実家に嫁ぐ(従兄弟同士で結婚した)
・二軒とも茅葺き屋根だったが、同時に建て替えた
・コタツ布団を燃やしてしまってご主人と二人でこっそり消した
駄賃付けの仕事
山で馬に材木や荷物を曳かせて運ぶ仕事。
トラックが入るようになって廃業したが、40年前まで20年間生計を立てたそうです。
確かにとても山深いので車より馬のがよかったんでしょうね。
毎週決まった曜日に揃って買い出し
捜索隊が大変な思いをして登った坂を下って、村が運営するバスでスーパーまで買い出しに出かけます。
家を出て1時間半かけてスーパーに行って、半日がかりで買い物を済ませました。
半日がかりの買い物も大変ですが、二人の生活を支える村のサービスも素晴らしいと思いました。
二人で裏山の急勾配をよじ登る!
二人で鎌を持って出かけます。
捜索隊がついていくと、すごい傾斜地を登り始めました。
すると88歳のナスさんが杖を捨て、這いつくばって登り始めました。
高地で家の周囲に井戸を掘っても水は出ず、裏山を200メートルほど登ったところにある湧き水を引いており、そこの掃除に行くそうです。
ナスさん「着きました」
捜索隊「えっ、どこですか?」
ナスさん「ここ」
捜索隊「ここ?」
全然分かりませんでしたが、ちょっとだけ上に水が溜まっている場所がありました。
必死に岩場を登ってきた捜索隊が気づかなくても仕方ないですね。
15年前まで竹樋だったそうですが、今はホースで水を引いているそうです。
二人で水源を掃除をすると、水がスゴゴっと流れ始めました。
普段は10日に1度だが、秋からは落ち葉が落ちるので、毎日来たり1日に2度掃除に来ることもあるそうです。
掃除が終わると水神様に感謝して御神酒をかけてから家路につきました。
★★★★★★★★★★★★
二人ともここでの生活は不便とは思わず、家を守るという気持ちがあるので、二人で頑張りたいと話していました。
ポツンと一軒家の取材を受けたのもいい思い出だと話していました。
二人とも、ご主人との結婚生活に思いがあるから、この場所で生きていきたいんでしょうね。
二人とも同じことを思って、同じようにそう思える人がもう一人身近にいるというのはすごいことですね。
ポツンと一軒家 毎週日曜夜7時58分~ テレビ朝日
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