2022年9月14日(水)の「にっぽん百低山」は「大山・神奈川」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
類さんはこの山に登ったことがあるそうです。30年も前だそうですが。
都心から電車で一時間ほどでこんな山深い場所に来れるなんて驚きですね。
今回の百低山:大山(標高1252メートル)
今回のゲスト:菖蒲理乃さん(モデル)
今回のルート:石段を抜ける~阿夫利神社下社~二重の滝~もみの木~見晴台~山頂
女坂と男坂に分岐する参道
階段を登るとアーケードが周りに広がっています。
ここは阿夫利神社の参道なんだそうです。
しばらくすると分岐しています。
女坂と男坂と呼ばれている二つの階段が現れました。
女坂:阿夫利神社まで40分、比較的緩やかな階段
男坂:阿夫利神社まで30分、急な上り坂の階段
類さんは「ひよってる感じがある」といいながら女坂を選択しました。
この参道は江戸時代に整備され女坂は1200段あるとされるそうです。
女坂、全然楽そうではなかったですよ💦
大山=雨降り山と呼ばれるほど雨が降る
神社までたどり着くと雨が降り出しました。
大山は雨降り山と呼ばれるぐらい昔からよく雨が降るそうです。
雨降り➡阿夫利と転じたと言われており、ここには水の神様が祀られています。
類さんたちはそばにあった茶屋で休憩をとることにしました。
なんとラーメンを食べています!
結構しっかり食べますね。
大山に雨が多い理由
相模湾から大山まで遮るものがないため、直接水蒸気を含んだ空気が運ばれる。
湿った空気が大山にぶつかることで冷やされ雨となる。
江戸時代に大山詣りが大流行
関東一円から年間20万もの人が押し寄せたと言われています。
その中心が大山講という仕事仲間や地域ごとのグループだったそうです。
神社には江戸時代に奉納した火消しや築地市場の大山講のグループの玉垣(神社の周囲に張り巡らされている垣)が残っています。
仕事に水が関係している団体が雨ごいを大事にしていたのではないかということでした。
二重の滝はなかなかの絶景!
巨岩の上を二段になって滝が流れ落ちており、かつては大山詣りの人たちが体を清めるための禊の場だったといいます。
かなり高い場所から滝が流れ落ちるのでかなり壮観です。
見晴台から山頂へ
雨降り山と呼ばれるだけあって霧が出てきました。
せっかく見晴台までたどり着きましたが、この日は霧で景色はさっぱりでした。
その後は道が険しくなり、木の根がむき出しになったり石がごろごろしている道をひたすら登ります。
霧も深く類さんたちが寒くないのか心配になってきました。
1時間30分以上歩き、ようやく山頂に到着しました。
山頂には建物や電波塔などいろんなものが建っていました。
類さん、かなり疲れたようです。
今日のお楽しみ:大山の水で仕込んだ日本酒と大山名物の豆腐料理
最初に通った参道のアーケードにあるお店に入っていました。
名物の豆腐料理を出すお店がいくつもあるそうです。
今日は日本酒が沁みている様子の類さんでした。
今日の一句
神名備や 頬に賜る 秋の雨 吉田類
にっぽん百低山 毎週水曜午後0時20分~ NHK総合
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