ブラタモリ 三英傑

ブラタモリ 三英傑 テレビ

2021年10月30日(土)の「ブラタモリ」は「三英傑スペシャル」でした。

今回は過去の信長・秀吉・家康の街づくりのVTRを見ながら小和田哲男先生が詳しく解説してくれました。
小和田先生はこれがブラタモリ初登場だそうです。
とっくの昔に出ているものかなと思っていたので意外でした。

この三英傑に共通してすごいところが、戦乱の世で、戦をし続けている中で、戦後をイメージした街づくりを行っていたことです。
信長は当時と真逆の街づくりをしたそうです。
河に橋を架けたり道幅を大きくすると人は集まりやすいが、敵が通りやすくなってしまうので、当時の武将はそういったことをしなかったそうですが、信長はその後まで見据えて橋を架けたり道幅を広くとったそうです。
秀吉は商人が住む街を作り、間口を狭く、道の両側を同じ組とするようにしたそうです。
そうすることで街に一体感が生まれたそうです。
まだ秀吉はそこに下水道も通したそうです。
今でも大阪ではその下水道を一部使っているそうです。
その下水道の一部は道路から見えるようになっていました。
あの場所がどこかとても気になりますね。
ちょっと探したくなってきます。
家康はそれを発展させ名古屋にどの通りにも商人が面するような街づくりをしたそうです。
そうすることでどの通りも活気のあるものになったそうです。
名古屋の久屋大通は家康時代の区割りをそのまま利用して100メートル道路に作り替えたそうです。
それを江戸の街をつくるときにさらに発展させ、店の間口も広くしたりしたそうです。
その代表例が今の銀座あたりになるそうです。

三英傑が作り上げたものは現在でも利用できるぐらいよくできたものであり、今を生きる人間がそれを利用しているというのは、なんとも不思議な感じがします。
これをあの下克上の戦乱の最中に考えたというのは、タモリさんも言っていましたが、先を見据えていたという一言に尽きると思います。
どうも今を生きるほうに目がいってしまいがちな時代ですが、こういうのを見ると身が引き締まる思いがします。
でもなかなか先を見据えるってできませんが、せめてもっとよく考えようと思いました。
ちなみに今回のVTRは近江アナの時だったので、なんだかとても懐かしかったです。
最後の写真も近江アナのいい笑顔がたくさんあって、ちょっと寂しくなりました。

ブラタモリ 毎週土曜夜7時半~ NHK総合

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