2022年2月21日(月)の「ウチ、断捨離しました!」はいつもと様子が違いました。
「アフター60は妻と一緒に 箱を愛した男の再出発」ということでしたが、依頼者は奥さんの方でした。
お互いにバツイチでご主人はサラリーマンをしながらアーティストとして活動しているそうです。
でお互いの結婚後もお互い同居はしないで5年経っているそうですが、定年退職に合わせて同居を考えているそうです。
奥さんのほうに彼が引っ越すそうですが、アーティストということでとにかく荷物が多いので、断捨離したいという依頼でした。
覚悟はできているというご主人にやましたさんは、「別に心地いいと思うけど」と予想外の言葉を投げかけました。
やましたさんはご主人の家はこれはこれで悪くない、結婚したら同居が必要なの?と投げかけました。
ご主人はその意図が分かった様子ですが、奥さんは話の方向性にちょっと驚いていました。
結局ご主人の家の不用品は整理してすっきりさせよう、今後のことは考えて行けばいいということで断捨離はスタートしました。
ご主人の家は自分の作品や好きなもので荷物はたくさんありました。
でもきちんと片付けられてはいました。
そしてアーティストということもあり、個性的な人でした。
奥さんもその部分は理解がある様子でした。
やましたさんの発言には驚きましたが、ご主人のようなタイプだと自分の世界がないとただ同居するということでは頑張れないのかなと思いました。
ご主人の持つ世界を大事にしようというやましたさんのアイディアなのかもしれません。
ご主人は色んなコレクションや機材から古くて使えないものや、今見たらいらないもの、学生時代の友人にも来てもらって、大量のCDの整理をしました。
するとすごくすっきりして、作品がキレイに飾られていました。
訪ねてきたやましたさんが「こんな現場は見たことない!」と感嘆した様子でした。
ご主人はピサの斜塔の作品にご主人と奥さんとやましたさんの小さな人形を置いていました。
その人形が本当に小さい!
そしてどうして落ちないのかちょっと不思議です。
結局今後どうするかについてはまだ考えていくそうです。
でもやましたさんが今回の断捨離は卒業展だね、というとご主人も楽しんで行ったそうで、奥さんもそう言っていました。
今回はいつもと全然違う断捨離でした。
ちょっと不思議な感じもしましたが、やましたさんの言うように、既成概念とか、断捨離は捨てること、じゃなくその人にとっていい空間や関係性が大事なんだということを知れたと思います。
今日は深かったですね。
ウチ、断捨離しました! 毎週月曜夜8時~ BS朝日