2022年3月13日(日)の「ポツンと一軒家」は熊本県のポツンと一軒家でした。
最近はすんなり目指すポツンと一軒家が見つかるはずでしたが、今回はなかなか見つからなかったです。
でも最後はその主を知っているという方に出会えてようやく辿り着くことができました。
とにかく敷地が広くて庭っていう感じでもなく、なんだろう、不思議な感じです。
もともとは主夫婦が主の親夫婦の二世帯で暮らしていて、主夫婦に子供が生まれて三世帯で暮らしていたそうです。
子供は独立したそうですが、親夫婦がなくなったり施設に入ったり、家の手入れの手が必要になり、自発的に次男が帰ってきたそうです。
主の奥さんは元美容師さんでそこで主と知り合ったそうです。
主は当時はすごくおしゃれで髪にパーマを当てたりしていたそうです。
確かに写真はかっこよかったですね。
奥さんもきれいでした。
奥さんは五木の子守唄で有名な五木村の出身だそうで、自然豊かな場所で育ったこともあって、主の出身地はとても気に入ったそうです。
主の奥さんは姑さんともすごく仲がよく、料理を教わったり畑仕事など教わったりしたそうです。
今は姑さんが家にいないので、姑さんがやっていた仕事を引き継いでいるそうです。
その日は榊の出荷準備をしていました。
神棚に飾るのが榊(さかき)、仏壇に飾るのが樒(しきみ)、お墓に飾るのが五木だそうです。
この日は樒(しきみ)の分別作業をしていました。
木の定規をあてがって、この定規より束の高さを大きくしないようにと言われているといっていました。
確かに背が高すぎるとちょっと具合が悪いですよね。
他にも山椒の木から山椒の実も山椒の葉も使って佃煮を作ったりしていました。
山椒の木にあれほど棘があるとは思いませんでした。
このように今は主夫婦が立派に家を守っていました。
お宅はとても立派でしたが、至るところに手すりがつけてあって、主の優しさが身にしみてわかりました。
足が悪かった両親のために、たくさんの手すりをつけたり、スロープを作ったり、車も車椅子がつけられるものを買ったりと、本当に親夫婦のために労力を惜しまなかった夫婦の姿が目に浮かびました。
今は次男さんがいろんな家での仕事を手伝うようになってくれているので、きっとこれからも家の手入れに勤しむんだろうなと思いました。
ポツンと一軒家 毎週日曜夜7時58分~ テレビ朝日
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