2022年7月9日(土)の「刑事コロンボ」は「美食の報酬」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回は料理評論家であったりレストランオーナーが登場する回ということがあり、色んなごちそうが出てきます。
ドラマ中に登場する日本テイスト
①レストランオーナーらが箸を使って伊万里焼のようなお皿で食事をしている
➁ふぐの毒を抽出するときの新聞紙が日本語
➂日本料理で日本人を接待しているときに芸者が登場(髪型がおかしい💦)
④証拠隠滅を図ったふぐさしが厚い💦
仕方ないことですが、日本や日本食の描写って大体どこかがおかしいですよね。
事件の概要
料理評論家ポールと縁を切ろうとしたレストランオーナーのビットリオが、自分の店でポールと決別し帰った後に自分でワインを開けて飲むと息絶えた。
今回はイタリアから来たばかりのボーイのマリオとコロンボさんがイタリア語でやり取りするシーンが新鮮でした。
犯人のポールが終始探るような目で二人のやり取りを聞いていたのが印象的です。
コロンボさんの疑問
・ワインの毒がどこから入ったのか
・毒の種類は何だったのか
・ビットリオの店で発見されたレストラン振興協会へ大金を支払った支払い済の小切手
今回は被害者がみんなに慕われているレストランオーナーということで、行く先々で応援の意味からコロンボさんに様々な高級料理をごちそうしてくれます。
・かに詰めマッシュルーム
・キャビア
・貝柱のソテー
・中華料理
・ケーキ(名前は聞き取れませんでした・・・)
コロンボさんが仕掛けた罠
・ビットリオの葬式でレストラン振興協会の小切手を参列者に回す
→反応があったのはレストランオーナーの二人(シェ・デュバルとチョーイ飯店)
コロンボさんが発見した事件の真相の突破口
・ポールの家に行くと日本からきた客人にふぐさしを出しており、日本人からふぐには猛毒があるが、ポールは調理できることを知る。
・レストラン振興協会の当座口座は175ドルだが、普通口座には3つのレストランから入金があり、引き出しできるのはアイリーン・デマイロだけ。
→全額引き出したが、3000ドル分はトラベラーズチェック。
ポールの美人秘書をアイリーン・デマイロに化けさせていたことをコロンボさんはすぐに気が付いたようです。←近くパリに出張と聞いた。
レストラン評論家協会の晩餐会に姿を現した秘書は、「自分は降りる」とポールの元をあっさり去ります。
おそらくコロンボさんと取引したのだと思います。
自分を利用しようとした男に未練はないって感じでしたね。
一方のポールも使えないって態度ですから、ひどいですよね。
最大の謎だった毒の混入方法
・ワインオープナーの針に毒を付けておき、そのオープナーごとすり替えた。
→オープナーからは毒は検出できなかったが、新品だったはずのオープナーのカートリッジが切れたことからコロンボさんがすり替えに気づく。
犯人の料理評論家のポールは同じ手口でコロンボさんを殺害しようとしますが、ワインごとすり替えられ、ポールはそのままコロンボさんの手料理を食べるハメになりました。
シェ・デュバルとチョーイ飯店のオーナーは保身のため、ポールのことを話しはしないものの、本当に亡くなったビットリオのことは大好きだったことはすごく伝わってきました。
エンディングはコロンボさんが美味しそうなものを食べているシーンばかりだったのが笑えました。
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