2022年9月29日(木)の「六本木クラス」の最終回をみました。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
最後の最後まで濃い展開でしたー。
すべてが終わった後に新(竹内涼真)と葵(平手友梨奈)がもっとべったりしてほしかったですが、そこまで甘くなかったですね💦
最終回の名シーン【その壱】
龍河(早乙女太一)が茂(香川照之)に電話をかけ、また自分を捨てるのかどうか聞くシーン。
龍河「もう何もかも嫌になってさ、全部終わらせるよ」
茂 「龍河、おおい」
龍河「今、青梅の長屋北倉庫にいる。
ねえどうする?
警察やマスコミにばらして、またあの時みたいに、僕を捨てるの?」
茂 「・・・・」
龍河「父さんは変わらないね・・・。
じゃあ僕から最後に、父さんにプレゼントを贈るよ」
<感想>
龍河のしたことは間違っています、が、これが茂に対する愛情の確認方法なんでしょう。黙っている茂に龍河は何を思ったんでしょうか。
最終回の名シーン【その2】
茂が新の店に出向き、長屋の買収を辞めるよう土下座しようとするシーン。
茂「宮部部長と君に本当にひどいことをした。許してくれないか。
この通りだ。
長屋を私から奪うのはやめてくれ」
新「僕を舐めてますか?」
茂は上着を脱ぎ、膝を折りはじめる。
新「・・・土下座ですか。」
かがんだ茂を新はしゃがんでのぞき込む。
新「今のあなたが土下座しても何の価値もありませんよ。
これはビジネスなんです。会長。」
新は茂の肩をバシッと叩くと店の外に出ていきました。
<感想>
このシーンは外すことができないですね。
新はすでに茂のことを俯瞰してみているようです。
一方の茂は長屋にこだわり、新にさせたことをしてでもいい返事をもらおうとしました。
茂らしいといえば茂らしいですが、しても願いを聞くつもりがない新はさせなかったということでしょうか。
<まとめ>
最終回までどう転ぶかわかりませんでしたが、最後に優香(新木優子)が長屋の告発に踏み切って新の頑張りが報われてよかったです。
しかし父親が失脚して龍河が新に何も思わないのかちょっと心配ですね💦
桐野(矢本悠馬)が龍河を訪ねてきたときの怒り方はやっぱり何をしでかすか分からない雰囲気がありましたね。
なかなか難しい題材だったと思いますが、上手な役者さんが多くて、最後までしまって見る事ができて楽しかったです!
六本木クラス テレビ朝日 木曜ドラマ