2022年8月31日(水)の「名探偵ポワロ」は「消えた廃坑」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回は終始ポワロとヘイスティングスはモノポリーに夢中です・・・
そしてミス・レモンとヘイスティングスは株の取引に夢中です・・・
今回の依頼
銀行のピアソン頭取が鉱山の場所を示す先祖から伝わった地図を売りたいというウー・リンの行方を捜してほしいと駆け込んできました。
ポワロの疑問点
・ピアソン頭取はウー・リンと面識がなかったこと
・ウー・リンの泊まった部屋に残ったタバコの灰
・ウー・リンのスーツケースに入っていたマッチ
・ウー・リンがアメリカ訛りの英語を話す
事件のポイントにみえてポイントではなかった点
・ウー・リンを訪ねた株式仲買人のレスターはアヘン中毒でレッド・ドラゴンで倒れているのが見つかる
・ウー・リンと同じ船に乗り合わせた前科があるダイヤーがレッド・ドラゴンで海外から持ち帰ったアヘンを売買した
事件のポイント
・ミセス・レスターがポワロにレスターの行先やレスターがウー・リンのパスポートを持っていたことを伝える
・ダイヤーの知人から事件の舞台となったレッドドラゴンを突き止める(ジャップ警部)
ポワロさんが仕掛けたトラップ
レスターの前に紙を叩きつけて、奥さんがあなたの上着のポケットから見つけたと問い詰めるます。
ピアソン頭取「もちろんその男が殺したんだ!
それがなによりの証拠だ!
ウー・リンのパスポート。」
事件の真相
犯人はピアソン頭取でした。
ピアソン頭取はギャンブル好きでレッドドラゴンに出入りしており、またレッドドラゴンでレスターがアヘン窟へ出入りしているのを知っていました。
ピアソン頭取がギャンブルで損失を出したとき、レスターを利用してウー・リンの地図を手に入れることを思いつきました。(高値で売れるため)
宿泊先を訪れる前に中国人を使って彼を殺害、偽のウー・リンに呼び出されたレスターはレッドドラゴンでアヘンを吸って眠っている間にウー・リンの遺体の隣に投げ出されました。
ピアソン頭取は犯人の身代わり(レスター)を用意していました。
ポワロが偶然銀行にいた時に、ピアソン頭取が
「違う!ミスター・ウー・リンじゃない!」と発言するのを聞いていました。
しかし亡くなったウー・リンをみて面識はなかったとジャップ警部に話していました。
ポワロに聞かれていたのが運の尽きでしたね。
【番外編その一】最新式の捜査
ジャップ警部が無線?を使って犯人の動きや尾行を指示します。
犯人の動きは地図を使って分かりやすくしています。
現場を写真にとって証拠とします。
タイミングを合わせて犯人を見事取り押さえました。
【番外編その二】ポワロの銀行残高
ポワロは常に銀行残高を444ポンド4シリング4ペンスに保つようにしていたが、残高がマイナスになっており電話を止められてしまいます。
ポワロは頑なに銀行が間違えていると言っていましたが、ドラマの最後でポワロの入金漏れがあってマイナス残になっていることが発覚しました。
今回はチャイナタウンが舞台でしたが、中国人の描かれ方がなんとも微妙ですね・・・
これは刑事コロンボにも言えると思いますが。
ドラマのラストではすっかりモノポリーが上手になってご満悦のポワロでした。
名探偵ポワロ 毎週水曜夜9時~ BSプレミアム
見逃した方はU-NEXTでどうぞ。今なら31日間無料体験。