名探偵ポワロ 猟人荘の怪事件

名探偵ポワロ 猟人荘の怪事件 ドラマ

2023年1月4日(水)の「名探偵ポワロ」「猟人荘の怪事件」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

今回の作品は登場人物が多めで、区別がちょっとつきにくかったです。
今回の事件はロンドンではなく郊外で起こっているので、雰囲気が違いますね。
すごく寒そうでポワロじゃないですけど、風邪をひきそうです。

事件の概要
アカライチョウが食べたくてヘイスティングスに撃ち落としてほしいという理由で猟場を訪れたポワロとヘイスティングス。しかしポワロは寒さで体調を崩してしまう。
その夜猟場の主であるペース氏が自分の銃で撃たれて殺害された。
ポワロは体調不良の中、捜査にあたることになった。

事件当日の不穏な空気
・ペース氏の甥でヘイスティングスの友人であるロジャーは汽車に乗ってロンドンへ外出する
・ペース氏の異母兄弟で日中言い争いをしたジャックが銃を持ってペース氏の屋敷に近づく
・駅で不審な人物が発車直前に降りて、駅員の自転車に乗って走り去る
・銃声が響き、家政婦のミドルドン夫人が慌てた様子で飛び出して、ジャックに警察を呼ぶよう頼んだ
・ペース氏の遺体を見てほほを緩めるジャック

遺産を相続するのは2人
・ペース氏の財産のほとんどは甥のロジャーへ渡る
・ジャックは遺言により4000ポンド受け取る
(アーチーにもあるようですが・・・)

犯人を見たという家政婦とロジャーの妻
・7時10分前ペース氏に会いに来たもじゃもじゃの髭で眼鏡の男が彼を撃ったと証言した
・犯人は車を使っていない

ポワロが気になった事件のポイント
・駅で自転車を盗んだ男の特徴がペース氏に会いに来た男の特徴と一致
・家政婦は臨時雇いで事件翌日に姿を消した
・甥のアーチーのアリバイ
・ロジャーのアリバイには穴があり、変装をして自転車を盗むことは可能
→ロジャーはコーンビー卿に借金の返済の延期を頼んでいた

見つかった家政婦は別人
本物のミドルトン夫人という家政婦は駅でペース夫人という女性から今回は仕事をお願いする必要がなくなったが、会社に黙っていてくれれば一か月後に二か月分の給料を払うという条件を提示され快諾したと話しました。

ポワロが気づいた事件の核心
・偽の家政婦ミドルトン夫人は家に電話があるのに、ジャックに警察を呼ぶよう頼んだ
→ロジャーはミドルトン夫人からロジャーの妻を落ち着かせるための対応があるからと言ったが合点がいかない様子
・鼻が利くというジャックの猟犬の手を借りて、ミドルトン夫人のにおいを追わせる
土の中からコート、帽子、ひげ、自転車を発見

ポワロが関係者を呼び事件の真相を話す
犯人はロジャー妻のゾイでした。
ロジャーと同じ列車に駅員が知らないうちにもう一人乗った人物は次の駅ですぐに降り、自転車を盗みます。
その人物は途中で自転車やコートを埋め、館に戻りペース氏を撃ち殺します
偽のミドルトン夫人はロジャーの妻ゾイの変装でした。
殺人の目的はお金でした。

ポワロが披露した偽のミドルトン夫人の見つけ方
ポワロが杖を叩くとジャックの猟犬に部屋に入ってきました。
すると集まった人物のにおいを嗅ぎまわりゾイの前で反応しました。
アーチーはポワロに起こりますが、ゾイは真相を明らかにされてポワロを睨みつけました。

★★★★★★★★★★★
今回はポワロは体調不良の中、寒い場所でよく頑張りました。
共犯とはいえ殺人を犯しているのが妻のゾイなので、主犯なのでしょう。
お金のためとはいえ、妻のほうが積極的とはなんとも恐ろしい事件ですね。

名探偵ポワロ 毎週水曜夜9時~ BSプレミアム

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