にっぽん百低山 夜叉ヶ池山 岐阜

テレビ

2022年10月5日(水)の「にっぽん百低山」は「夜叉ヶ池山・岐阜」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

今回は岐阜県にある夜叉ヶ池山ということですが、最寄り駅は福井県にある今庄駅という場所でした。
北陸三県と岐阜県との間にある両白山地にある夜叉ヶ池山は夜叉ヶ池があり、ここは流れ込む沢も出ていく川がひとつもない不思議な池です。

今回登る山:夜叉ヶ池(1212メートル)
今回のルート:夜叉ヶ池神社の鳥居をくぐる~トチノキの巨木~夜叉ヶ池~山頂

今回のゲスト:勅使河原郁恵(元ショートトラック日本代表)

沢沿いのなだらかな道を歩く
勅使河原さんはトレーニングで山を走っていたそうで、余裕がありますね。
ギンリョウソウ(銀竜草)という全部真っ白な花を見つけて類さんに花の名前をきいていました。
日陰にひっそりと咲く花だそうです。類さん、よくご存じですね。
夜叉ヶ池はとても雪が多い場所で冬になると5メートルも雪が降るそうです。
なので類さん達が登山をした6月でも雪が少し残っていました。

夜叉ヶ池山は落葉樹の森
落葉樹は秋になると葉が全部落ちてスポンジ層(落ちた葉が腐葉土となる一歩手前の状態)となり、雨を吸収してくれるそうです。
夜叉ヶ池山の豊富な水を支えているということです。

沢を離れると急登に💦
木の根っこが階段のようになっています。
類さんは木の根っこが土を掴んで流れないようにしていると言っていました。
また、木が大きいと日陰ができるから他の木が育たず、木立の間が広がってくるので明るい森になると言っていました。

夜叉ヶ池の形は龍の目のよう・・・
夜叉ヶ池は山頂のくぼみにある小さな池ですが、その深い青はとても風情があります。
類さんはこういう池は見たことがないと感動していました。
夜叉ヶ池は山頂のくぼみにあるので雨が雪が池に集まってきて、それが地中から染み出て沢と合流するそうです。

<夜叉ヶ池にある伝説>
平安時代、干ばつが続く村で長者が小さな蛇に向かって
「もし雨を降らせたら、私の大切な娘 夜叉を与えよう」
とつぶやくと、たちまち雨雲がかかり、村に恵みの雨が降ってきました。
その翌日、山伏が訪れ約束通り娘を連れていくと言い残し、山の中へ消えていったのでした。
長者が後を追うと、山深い池で現れたのは2匹の龍、娘は竜神の妻となっていたのでした。
泉鏡花がこの伝説をもとに戯曲を作り、夜叉ヶ池は全国に知られるように

這い上って山頂へ
夜叉ヶ池から見上げた山頂はとても急でしたが、やはり這いつくばって登るしかなかったです。
すごいですね💦
山頂から見る景色は一面山という壮大な景色でした。

下山の後のお楽しみ
場所:今治亭
食事:地酒と地元アユの塩焼き

この番組に出てくる方はみなさんお酒が強いですね!
勅使河原さんは地酒を飲んだはずなのに、全然顔色が変わっていませんでした。

今日の一句 夏霧に いのち呼び合ふ 夜叉ヶ池

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