ブラタモリ 安曇野

ブラタモリ 安曇野 テレビ

2022年11月26日(土)の「ブラタモリ」「安曇野~安曇野はファン多し!~」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

今回はずいぶんテンションが高い案内人の方で、タモリさんがどうでるのかちょっと心配です・・・

今回のタモテバコ:安曇野はファン多し!

今回の案内人
安曇野市豊科郷土資料館前館長 百瀬 新治さん
わさび農場 栽培担当 山岡洸太さん
信州大学 名誉教授(地質学) 大塚 勉さん『松本』の回でも登場
穂高神社 権禰宜 穂高賢一さん

今回のルート
①安曇野を見渡せる山の展望台
➁大王わさび農場
③1キロほど離れた別のわさび園
④拾ヶ堰
⑤穂高神社

安曇野は長野県の松本盆地の北に位置しており、世界のクロサワが映画のロケ地に選び、川端康成さん、東山魁夷さん、井上靖さんら多くの著名人も魅せられた場所でした。

安曇野の絶景の特徴とは? 
安曇野は高く連なる北アルプスと流れくる川があり、安曇野は高瀬川、穂高川、梓川(犀川)が流れ込んでひとつの犀川となる場所にあります。

安曇野は扇状地が多くある地形の低い場所にある
北アルプスが西側にある安曇野は複合扇状地
         ↓
その扇状地の低い部分にある東側の安曇野は地下水が流れ出る場所にあたる
         ↓
わさび園は平地で広い面積で作ることができる(大地からの湧き水がある)
※他の地域のわさび栽培では急峻な山間に流れる清らかな水を使うため棚田状の形

安曇野はfan多し fan=英語で扇状地の意味
(安曇野には扇状地が多い)

【こぼれ話】タモリさん、わさびアイスクリームを自作!
案内人がわさびのレパートリーを振ると、わさびアイスクリームが好きだと言います。どうも普通のアイスを電子レンジで少し溶かして、いい塩梅のところでわさびを混ぜてたべるんだそうです。
案内人の方もタモリさんがわさびアイスを自作しているという話にびっくりしていました。さすがタモリさんですね!

安曇野は様々な地質が入り混じる場所
北アルプスは常念岳の南北で地質が異なる
常念岳の北側・・・花こう岩(マグマが冷え固まった岩石)
常念岳の南側・・・堆積岩(泥岩、砂岩、チャート)

それらが川の流れに乗って安曇野に流れ込んでいる
→さわび園はその場所によって地質が異なる

安曇野には(地質)ファン多し

現在は稲作が盛んな地域だがかつては稲作に不向きな土地
複合扇状地で水は低い場所に流れてしまう(扇央には水がない)
       ↓
川から扇状地を横に流れる農業用水を作る(江戸時代後期)
拾ヶ堰じっかせぎ(長さ15キロ、高低差5メートル)と呼ばれる
       ↓
水を引くことができ稲作ができるようになった

安曇野に不安(ふあん)多し 
(安曇野は扇状地が故に扇央に水がなく苦労をした)

山に囲まれた安曇野で船の祭り
古代の豪族の安曇一族は元は九州の北部中心に栄えた海の民
→海の神様を祀り御船祭りをした
→安曇一族の名が安曇野の地名の由来

★★★★★★★★★★★★
今回で安曇野は地質学的に非常に興味深い場所にあることがわかりました。
どうもわさびの印象しかなかったのですが、よく考えたら棚田じゃないことに気づいてもよさそうなのに全く気がつきませんでした。
もっとちゃんと知ろうってことですね。

今回のタモリさんの衣装
ブルーのストライプのジャケット
ピンクのボタンダウンのシャツ
紺色のチノパン
茶色の皮のスニーカー

タモリさんのランチ:今回は写真がありませんでした。

ブラタモリ 毎週土曜夜7時半~ NHK総合

見逃した方はU-NEXTでどうぞ。
今なら31日間無料体験。


U-NEXT

タイトルとURLをコピーしました