2022年12月7日(水)の「にっぽん百低山」は「男鹿・本山」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回登る山は男鹿半島の本山です。
類さんのウエアが明るいグレーですね、お似合いです。
今回はナマハゲに関係がある山だそうです。
ナマハゲは神の使いで災いを払い豊作をもたらす存在です。
そのナマハゲがやっているとされるのが男鹿三山で本山はその最高峰。
ナマハゲ以外にもうひとつこの地域にとって重要な伝統行事が三山を縦走する「お山かけ」で、大人になるための通過儀礼として一度は経験するものだそうです。
今回のゲスト:澤井優香さん
今回登る山:本山(標高715メートル)
今回のルート:なまはげ像~五社九百九十九石段~赤神神社五社堂~毛無山・赤神神社中宮~本山・赤神神社奥宮~ゴール
石段を数えようとするも・・・
鳥居をくぐり、登山のスタートです。
石段を最初数える類さんですが、すぐに止めました。
とてもキレイで登りやすい石段ですが、真っすぐ続くのでとても長く感じます。
この石段は鬼が積んだという伝説が残るそうです。
鬼を祀ったとされる五社堂
先ほど登ってきた石段を積んだ5匹の鬼を祀ったとされる五社堂です。
そしてその5匹の鬼がナマハゲのルーツになったのではないかと言われているそうです。
開けた場所に横並びに並ぶ姿はなかなか迫力がありますね。
緩やかな道を進むと固有種の花を発見
類さんも山道の美しさに感心しているようです。
確かに道も穏やかで周りの木も緑が美しくてとてもキレイな山道です。
二人でお花を見つけます。男鹿半島は6000年前まで島だったそうで、本州とは異なる花が咲いているそうです。
古い石碑を見つけながら赤神神社の中宮へ
「大峰」と書かれた古い石碑が登山道の脇に点在しています。
そのうち鳥居があって小さな赤神神社の中宮にたどり着きました。
ありました。
昔、山岳信仰の山だったので修験者や僧侶が歩いて、「大峰道」と言ったそうです。
平安時代、修験道の中心だった紀伊半島の大峯奥駆道にならい、男鹿三山にたくさんのお堂が作られた、それらをめぐる修験者たちの修行がお山かけの始まりで、その修験者こそがナマハゲのルーツという説もあるそうです。
気を抜くと転げ落ちそうな急登・・・
どんどん傾斜が急になっていって、二人とも慎重に登っています。
見ているこちらもハラハラします。
下に落ちている笹で滑りやすいみたいです。
最後まで足を上げて登る感じで、これは足にきそうですね。
山頂には奥宮があって、他にも建造物があります。
今回のなかなかハードな登山でした・・・
登山の後のお楽しみ:店名分からず・・・(すっかり夜になっています)
秋田の地酒と男鹿半島の郷土料理、真鯛の石焼きです。
今日はしっかりご飯を食べてるって感じでした。
類さんはお酒が強かったのか、ちょっとだけ呂律がおかしいような。
男鹿あざみを見られた事がうれしかったと話していました。
今日の一句 風前の 灯と咲きて 男鹿あざみ 吉田類
にっぽん百低山 毎週水曜昼0時20分~ NHK総合
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