プロフェッショナル YOSHIKI

プロフェッショナル YOSHIKI テレビ

2022年12月20日(火)の「プロフェッショナル 仕事の流儀」「YOSHIKIスペシャル」でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。

取材交渉から1年経ったとき、アメリカに来てもらいたいと急に連絡が入ったそうです。
2019年3月8日 ロサンゼルスでゲスト演奏後プライベートジェットで移動
          (ワインとシーザーサラダを食べたら寝てしまう)
2019年3月15日 都内でゲスト演奏のためのリハーサル
          (現場に着いたら部屋から出される)

YOSHIKIの様子
・現場に入るとピアノが準備してあって、ずっとピアノを弾いている
・リハーサルの後もずっとピアノの練習を夜通しして朝の6時までしていた
・当日もぎりぎりまで練習している
・本番が終わっても練習していた

YOSHIKIの言葉
・完璧なものができて当然でそれ以上をみせなければならない
・生きていく限り永遠に練習していかなきゃいけない

2019年4月10日 天皇陛下御即位三十年奉納感謝の集い
2019年6月5日 ロサンゼルス
          (1回目のインタビュー7分)

YOSHIKIの言葉
本当のYOSHIKIがどんなものか自分にもよく分からないが、音楽に接しているときは本当だと思う

その後取材陣は「一緒に旅に出ないか」ということでYOSHIKIに同行し、YOSHIKIから本当の自分はレコーディングにあると言われた取材陣は「レコーディングを撮影する」ことが撮影の終着点となる

日時場所不明 深夜1時20分 パーティの後トレーニングをする

YOSHIKIの言葉
・ごめんね、僕に付き合っているとね(深夜にトレーニングを始めることに)

取材陣は孤独が見えたと感じる

2019年6月20日 イギリス ロンドン
          (ゲリラライブでピアノを弾く)

YOSHIKIの様子
・HIDEのことを思い出し、涙を流す
・車で移動中に取材陣と話すようになる

YOSHIKIの言葉
・昔は隙を見せるのが嫌だったが、今は死ぬ瞬間は素のままで死ぬので、「どう人に見られるか」を考えるよりも「素で生きるべきなんじゃないかな」と(考える)
・ありのままの自分が出ればいいんじゃないかな

2019年9月24日 千葉県鋸南町でボランティア活動(台風被害の片付け)

YOSHIKIの様子
・素性を隠してボランティア(しかし腕に養生テープにカタカナで本名が・・・)
・40℃近い温室でもみ殻を運ぶ

結局バレてますが・・・

YOSHIKIの言葉
・売名と言われてもいい、誰かが救われたというだけで生きてる意味があるんだな、すごくうれしいし、頑張ろうと思える

2019年10月10日 ハリ治療、手首とひざが痛くてステロイド注射をする
           (翌日に演奏を控えるも腕が上がらない状態)

YOSHIKIの様子
・治療の後は一睡もせず練習し、そのまま翌日の本番を迎える

YOSHIKIの言葉
・働きたくないが、やらないというチョイスがない

その後は楽屋の取材も許されるようになる

YOSHIKIの言葉
死んでしまったメンバーの分も一生懸命生きなきゃいけないんじゃないかな
生きる=音楽をやると思っている

YOSHIKIの悲しみに近づく
・YOSHIKIの父は惜しみない愛情を注ぐものの自殺してしまう
・YOSHIKIは愛する人がいたら命は絶てないと思うが、愛情とは何だろうという大きなクエスチョンマークが生まれた、それは解けない
・KISSを聞いて、心の叫びを発散する、叫んでいいんだ、爆発していいんだと思う
・自分の人生でいちばんしゃべったのがHIDEだった
・心をゆだねられる相手はHIDEだけだった
・生きているっていうそれ自体不思議でしょうがない
・でも生きてるかぎりはきっと生かされている
・だったら一生懸命生きる以外のチョイスってないんじゃないか

2020年 新型コロナウイルスの影響で密着取材は中断(取材を始めて1年)
2021年12月23日 取材を再開(1年11か月ぶりに挨拶するだけ)
2022年5月10日 インタビュー(レコーディングの撮影をOKされる)
YOSHIKIのお母さまが亡くなって翌日の撮影は中止

2022年9月11日 レコーディングの撮影
・スタッフさんの話ではYOSHIKI含めて4人しか入れない場所
・Xの新曲ではない(HYDEがボーカル)
・サウンドエンジニアさんの話では普通の人のレベルでは聞こえないレベルで音が聞こえている
2022年9月19日 母親が亡くなって初のコンサート

YOSHIKIの言葉
・音楽があるから前にすすめる

YOSHIKIへの問いかけ
Q 本当のYOSHIKIはどこにいるのか?
A 分からない
Q ひとりぼっちなんじゃないかと感じる瞬間がちょっとあった
A 鋭い だって孤独じゃなかったらさ、母が亡くなったときに、ソーシャルメディアに「悲しいよ」って書かないでしょ
いつかは孤独じゃなくなるときがくるのかな
Q プロフェッショナルとは
A 僕じゃない人間かもしれないと思います
 僕は甘いと思う やっぱり自分はプロじゃないなと思います
 僕は永遠のアマチュアでいい
 本当に音楽が好きなんだなと思う
 音楽にこの身をささげるつもり

★★★★★★★★★★★★
撮影はコロナ禍による中断をはさんで3年半かかりました。
最初はロクにインタビューも撮れない状態でしたが、だんだんと取材陣と仲良くなってくると色んな話をするようになりました。
とても繊細な人なんだと思います。
マイペースなところはありますが、ちゃんと挨拶もできてラストシーンでは自然な笑顔でした。
YOSHIKIの人柄が感じられて見ごたえがありました。

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