サラメシ 砥石職人

サラメシ 砥石職人 テレビ

2024年5月23日(木)のサラメシを見ました。
以下、その一部ですが感想と少しネタバレです。

今週は「太鼓芸能集団 鼓童にがきた」「みんなのサラメシ」

「砥石職人の土橋さんにがきた」「あの人が愛した昼メシ、坂田利夫さん」
4本でした。
中でも砥石職人という珍しい職業の方にすごく興味が沸きました。

砥石職人の土橋さんにがきた
砥石職人 砥取家 4代目 土橋さん(70代)
京都府亀岡市
・天然仕上げ砥石(天然砥石)のみ取り扱う
・安くても1つ数万円はする高級品
・切れ味がよくなる、刃の持ちがよくなる、見た目がキレイに仕上がるのが特徴

粒子がね人造砥石は尖っているんですよ 角張ってるの 
天然の場合は粒子が丸こいんですよ
砥げば砥ぐほど粒子が細かくなって

明治時代は盛んな産業だった
・現在では軒のみ
・現場は35年掘り進めている砥石山
・昔掘った穴がありいいと思い掘り進めた
・およそ千万年前に火山灰やプランクトンの死骸などが堆積しできた地層で

30種類ほどの砥石が取れる
・どこをどう切り取るかの見極めがポイント
・狙った場所に杭を打ち込み、石を落とす


一歩間違えれば予期せぬ方向に石が割れたり落ちたりという危険があり、
経験が大事な仕事です。

廃業の危機に陥るも・・・
・人造砥石の普及もあり一時は廃業寸前まで追い込まれたことも
20年ほど前、自らネット販売をしたことで状況が一変した
・高い品質を知ったお客が国内のみならず海外からも注文入るようになり、

現在では絶え間なく注文が入るように

これ(砥石)のおかげでね いろんな人と出会って 
人生楽しませてもろてるというか
父が亡くなって ええ時知らんと 特に最後のほう
今おったら喜んでくれると思うねんけどね

土橋さんのサラメシ

自分で火を起こし網をのせた上で焼いた
シシャモ、万願寺とうがらし、自家製しいたけ、(焼き)おにぎり

近くの枝を集め、少し大きめな木で囲い、火がつくと網をのせ火加減を調整します。
砥石職人にとって火起こしは大事な仕事、冬場は洞窟内で冷えたからだを温めるため、昔からよく火をおこしていたそうです。
手慣れた様子で火を起こし、あくまで網焼きにするだけなので、

それほど強い火力はいらないのですが、その調整もささっとできます。
万願寺とうがらしやしいたけはしょうゆにつけて食べていましたが、

温かくておいしくて土橋さんもすごく楽しそうに食べています。
普段は奥さんの手作り弁当だそうですが、たまにやる網焼きが

大のお気に入りだそうです。

あーおいしい たまりませんな

★★★★★★★★★★★★★★
とにかく晴れやかな表情の土橋さんを見ていると、本当に砥石職人という職業が

本当に好きで楽しんで仕事をしているのが伝わってきました。
サラメシも網の上でししゃもを焼いた人は見たことがありませんでしたが、

本当においしそうでした。
自分の父親に、ネットで注文がきて砥石の良さを分かってもらえる姿を

見せたかったという顔はとても優しい顔でした。
これからも元気で頑張ってほしいです。

サラメシ 毎週木曜夜8時15分~ NHK総合

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