2023年2月5日(日)の「ポツンと一軒家」は熊本県でした。
以下、まとめと感想と少しネタバレです。
今回のゲスト:中山美穂さん、新浜レオンさん
新浜さんって演歌歌手の人ですよね、釣りが趣味だそうですが、それを聞いた林先生は釣りにははまりそうだから手を出さないようにしているってよく分からないことを言っていました。
捜索隊が麓で聞いたポツンと一軒家情報
・コガさん夫婦80代
・今は空き家で麓を降りて隣の家(道を尋ねた方の)に住んでいる
なんと捜索隊が道を聞いた方の隣のお宅に住んでいているそうで、すぐに主が見つかりました。
今回のポツンと一軒家情報
・コガさん夫婦(80代)と息子さん夫婦
・現在は麓に降りて住んでいないが、茶畑はしている
・主で4代目の元お茶農家、元は阿蘇家の家来
捜索隊がお願いして山の上のポツンと一軒家まで一緒に行ってもらうことになりましたが、捜索隊の車が四駆ではないと聞いて大丈夫かなと心配していました。
目指す一軒家までとんでもなく急斜面が・・・
主と息子さんの乗った軽トラの後に続き山の中に入るといきなり急坂でした。
ガードレールがない道に捜索隊がヒヤヒヤしていると、どんどん道が急になり途中からはアクセルを目いっぱい踏んでもじりじりとしか車が上がっていきませんでした。
なんとか登りきると、山の上まで登ってきたようで絶景でした。
一山超えたような感覚が捜索隊にはありましたが、目指す一軒家に無事到着しました。
主は本家で生まれ分家に養子
衛星写真に写っていた建物には2つの建物がありました。
本家と分家があった場所に残る物置小屋で、主は本家の生まれですが分家に養子に入りました。
分家の息子2人が戦争で亡くなって跡継ぎがいなかったからということでした。
奥さんの母親が分家の長女で、主とはいとこ同士でした。
早くに結婚されましたが、親の意向だったそうです。
元集落に残る無縁仏を寄せ墓
主が生まれる前にあった集落の共同墓地には60基ほどのお墓があったが、もう誰も世話をする人がいないので、主が何か所かに寄せ墓にして供養しているそうです。
山の上ではほとんど手作りで生活
主は30代までポツンと一軒家で暮らしていました。
昔は大豆や小麦も自家栽培で、しょうゆや味噌を麹から作り、豆腐も作っていたそうです。
電気は自家発電、火力は竈、水は清水が沸いていたので汲んで使っていました。
弘法大師さんが杖をついたら清水が沸いたと言い伝えがあるその水は、夏は冷たく冬はぬるいそうで、捜索隊が飲ませてもらっていましたが、甘みがあって美味しいそうです。
花嫁衣裳を着て40分歩く
捜索隊がこのお宅まで上がってきた山道は主たちが住んでいる頃はまだなかったそうです。山道を使って麓まで歩いて買い物などに行っていたそうで、奥さんは花嫁衣裳を着て40分、参列者は花嫁道具を持ってみなさん上がっていったそうです。
出産のときは産気づいてから産婆さんを呼びにいったそうです。
息子さんも中学生までここで生活していたので、歩いて通学していたそうです。
大変だったと思いますが、息子さん曰く「これが定め」と思っていたそうです。
しかし娘さんが2人いたため、山道を通学するのは危険だということで麓に家を建てました。
茶畑は息子さんが引き継ぐことに
柚子、かからの葉(お饅頭を蒸す時に下にひく)、お茶(矢部茶)など山でとれた恵みがたくさんありました。
また息子さんが山の上の茶畑を引き継いでくれるそうです。
両親が苦労して育てたものだからという、本当に心優しい息子さんです。
主も嬉しいと話していました。
★★★★★★★★★★★
今回は山の上で生活はされていませんでしたが、立派に茶畑を守ってすごく手入れがされていました。
主と奥さんは山の上での生活はとても大変だったと思いますが、その苦労を息子さんが分かってくれていることがなにより嬉しいようでした。
みなさん働き者で本当に頭が下がる思いがしました。
ポツンと一軒家 毎週日曜夜7時58分~ テレビ朝日
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