２０２３年４月６日（木）の「サラメシ」の「スリランカカレー」を見ました。
以下、ちょっとまとめと感想と少しネタバレです。
場所：茨城県小美玉市
仕事：柱の梁などに使われる鉄骨を作る鉄工所
サラメシを提供する人：チャミラ工業の創業者チャミラさん（５０歳）
・スタッフさん２５人のうち３人が日本人で後の２３人は外国人（タイ、フィリピン、ベトナム、中でもスリランカが一番多い）。
・３年前、チャミラさんに誘われて取引先から転職した高野さん（５５歳）が取締役
・チャミラさんはスタッフさんの就労ビザ、永住権の取得、病院、役所、免許など日本の生活をサポート
チャミラさんは仕事に厳しい（在日２５年とあって日本語が流暢）
「厳しくやらないと だって ここにいるのはみんな外国人でしょ
これでもうね なんかあったときには 私が今までやってきたこと
全部パーになっちゃうでしょ やっぱり信用なくしたら終わりだから」
「私血圧高いんですよ💦」
（仕事に妥協がないから気が張っている）
６年前からスリランカカレーを提供
スタッフのモチベーションになればと毎日スリランカカレーを提供しています。
スタッフの奥さんにとても料理が上手な方がいたので、その方が作っているそうです。
そのスタッフさん曰く、妻は日本語が話せないが、こちらでお仕事ができるからよかったと話していました。（この方は日本語がとても上手です）
＜レンズ豆のカレーの作り方＞
・鍋たっぷりの豆にターメリックと塩、カレーパウダーとチリパウダー、ココナッツミルクを加えひと煮立ちさせる
・シナモン、唐辛子、玉ねぎ、にんにく、さらにたっぷりのココナッツミルクを加え煮込む
・カラピンチャ（カレーリーフ）とランペ（パンダンリーフ）というハーブと、マスタードシード、クミンシード、玉ねぎを入れて油に香りをうつす
・チリパウダーをたっぷり加えてかき混ぜる
・ココナッツミルクで煮込んだものと合わせる
→完成！
レンズ豆のカレー以外にインゲンマメのカレー、スパイシーなミートボール炒めにサラダを作って完成です。たくさんの種類を作るので、大変なお仕事です。
鉄工所のサラメシ スリランカカレーのまかない
・レンズ豆のカレー
・インゲンマメのカレー
・ミートボール炒め
・サラダ
・ライス
これらをすべてワンプレートに盛って手でミックスしながら食べます。
みなさん大きなお皿にたくさん盛って食べています。
みなさんたくさん食べられるんですね！
毎日スリランカカレーですが、スリランカ出身ではない外国人の方もおいしいといってスプーンでたべていました。
残業がある日は夕ご飯も出るそうです。
チャミラさん曰く、日本のお弁当は小さいからみんなには足りないと言います。
「しっかりした元気出るお昼出してくれれば 元気で働けるんじゃないのかな」
「誰にも負けないように 仕事をやって 誰にもマネができないような会社（にしたい）」
食べた後のお皿はそれぞれが洗うシステムのようです。
みなさん、この会社で仕事をしていることに誇りをもっているように見えました。また楽しいと話していました。そしてみなさん日本語が上手でした。
★★★★★★★★★★★★★★
チャミラさんはスリランカ出身ということでしたが、電卓をたたいて書類を作っている姿は頼もしいの一言でした。
取締役にスカウトした高野さんと二人三脚といった感じでした。
大変な苦労があったと思いますが、スタッフさんのすっきりした顔を見ると、チャミラさんが皆さんに心を配ってみんなが元気にきちんと仕事ができるようにしていたかがよく分かりました。
血圧が高いということでしたが、これからも元気でお仕事を続けてほしいと思いました。
サラメシ 毎週木曜夜７時半～ NHK総合
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